「北京的西瓜」(1989)

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68点68
船橋市郊外のとある八百屋を舞台に、中国人留学生のためにすべての生活を捧げた八百屋夫婦と留学生たちとの交流を描いていく。撮影中に天安門事件が発生し撮影予定変更を強いられたが、それを乗り越えて完成された。劇中の37秒の空白場面は天安門事件の起きた日の1989年6月4日の数字の和からきている。

あらすじ

船橋市郊外の青果業・八百春の主人の春三(ベンガル)は、李中山(呉越)という中国留学生と知り合ったことから、彼らの苦しい生活を見兼ねて、援助の手を差し伸べた。最初は軽い気持ちでやった春三だったが、次第にエスカレートしていきついには自らの生活までをも犠牲にしてしまうのだった。留学生たちは彼を「日本のお父さん」として慕うが、春三が忙しくなればなるほど、女房の美智(もたいまさこ)の負担は重くなり、挙句の果て店や家庭の危機にまで発展してしまった。「このままでは店が潰れてしまう!」と留学生たちは店を手伝うようになり、春三や美智は感涙にむせんだ。そして数年が過ぎ、中国に帰った李中山から国際電話が入り、彼らの招待で春三と美智は中国へ向かった。しかし、実話とは違い1989年に製作されたこの映画では、中国へ行くことはできなかったのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1989年
製作国 日本
配給 ピー・エス・シー=マックスダイ
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