「日本殉情伝おかしなふたり ものくるおしきひとびとの群」(1988)

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45点45
尾道を舞台にして私小説映画を撮り続けてきた大林宣彦の、これも尾道を描いた作品の一つ。1986年に作られながらオクラ入りになっていたところを1988年に公開され、救われた。永島敏行や水島道太郎ほか大林作品としては異色のキャスティング。

あらすじ

少年・山倉修(7歳)は体が弱く、将来は大好きな汽車に乗ることを夢みていた。それから18年が経ち、優しかった母も亡くなり、山倉は旅人となってある海辺の町にいた。そこでゴツイ男・室田幸男と知り合う。金貸しの彼は変な発明ばかりしている山倉に投資しては、いつも失敗していた。ある日、成田和美が室田の事務所を訪ねた。二人は幼馴染みで14歳の頃、夕子という7歳の少女と一緒によく遊んでいた。成田はその時「将来、夕子を嫁さんにする」と宣言。三人は約束したが、やがて室田も夕子を愛するようになり、告白した。幼い頃の約束を破った室田は指をつめようとしたが、もみ合っているうちに止めに入った成田の指が飛んでしまった。夕子も室田を愛するようになり、さやかという娘も生まれた。成田の母・おせんは若い頃憧れていた俳優・水城龍太郎主演の映画「上海帰りのリル」を上映したが、そこにかつてのライバル・おたかが現われ、終映後二人は刺し違がえた。室田は恩師の正田にも金を貸していたが、返さないうちに死んだため、その娘、紅子が事務所で働くことになった。やがて室田は強引な取り立てから恐喝の容疑で逮捕されたが、紅子が家を売って保釈金をつくり出してくれた。そして、紅子は室田と一夜を共にすると町を去った。山倉はプラスチックを食べるバクテリアを発見するが、これも失敗して再び旅立つ決心をした。成田は女親分だった母の後を継いで組長となり、室田は夕子とさやかの三人、親子水いらずでボートに乗るのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1988年
製作国 日本
配給 フィルムリンク・インターナショナル
上映時間 105
カテゴリ 青春ドラマ
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