「娘三羽烏」(1957)

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佳代子・恵美・敬子、大親友のOL3人組それぞれの恋模様を描いた、松竹お得意の三羽烏青春喜劇。新婚旅行の行き先が八丈島というあたりに時代を感じるものの、今なら逆に新鮮だ。監督は松竹メロドラマや青春喜劇路線作を数多く手掛けた穂積利昌。

あらすじ

雑誌記者の神谷佳代子と遊覧飛行機のスチュアーデス保坂恵美は、同じアパートの一室を借りるほどの大の仲よし、そしてこの二人には、更に自動車の女セールス田島敬子という親友がいた。ところが、このトリオに思わぬことからヒビが入ってしまった。というのは佳代子が、母貞子の切なる願いに一たんは山田誠一との見合を承諾したのだが、仕事の上で知り合ったシナリオ・ライター谷信策のことが忘れがたく恵美に代役を頼んだ。一方、誠一の方も同じ自動車のセールス仲間の敬子に心ひかれていたので、親友の谷に身代りを頼んであった。しかしこんなこととはツユ知らぬ佳代子は、恵美が見合いの相手を好きになったと聞いて祝福してしまったからだ。この二人の仲を心配した敬子が谷の部屋をたずねて見ると、黄色いスカートをはいた美人が谷とむつまじげにしているのを見て二度ビックリしてしまった。これを聞いて喜んだのは恵美を愛していた、パイロットの多田健太郎。早速、真相調査に出かけると、谷のただ一人の妹の道子だと分って悄然としてしまった。淋しく去って行く健太郎の姿にその愛情の深さを知って「結婚してもいいわ」と恵美はやさしくほほえんだ。一方敬子も誠一の求婚を受け入れて、ここに、めでたく二組のカップルが出来上った。しかし、佳代子の恋は仲々進行せず、一人アパートでトランプ占をしていたが、「貴方が結婚しなければ私たちもしないわ」という二人の言葉にはげまされ、はるばる京都へ谷をたずねて行った。数日後、健太郎の操縦する遊覧機で八丈島へ新婚旅行に飛立った二人に、佳代子から求婚成功の電報が入った。喜びにかがやく四人の瞳に、雲の切れ目から八丈島が見えて来た。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 松竹大船
上映時間 87
カテゴリ 青春ドラマ
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