「若い人〈1977年〉」(1977)

0点--
石坂洋次郎の有名な原作の4度目の映画化作品。ここでは舞台を長崎に設定することによって今までとは異なった味わいを出すことに成功している。監督は「挽歌」「あいつと私」などの河崎義祐。私生児で奔放な女生徒・江波恵子には、当時アイドル歌手として人気を集めた桜田淳子が扮して好演。

あらすじ

港町にあるミッション・スクールの生徒たちの間に、新任の国語教師・間崎慎太郎に対する憧れが波のように拡がっていった。中でも、高等部三年の江波恵子という生徒は、間崎に異常な関心を寄せていた。間崎自身も恵子に大きな好奇心を駆り立てられるのであった。恵子は、私生児であった。彼女は、男を知り、その男を通じて父親というものを掴みたいと思っていた。英語教師・橋本スミ子は恵子と間崎が、友情以上のものになることは、たいへん危険であると間崎に忠告。修学旅行にも、間崎は同行し、恵子との仲も深まる。旅行後、恵子自身の軽率な発言から、恵子が妊娠しており、相手は間崎であるという噂がとび、間崎とスミ子の間も気まずくなってしまう。ある日、水商売をしている恵子の母と彼女は喧嘩をし、家をとび出して、間崎の下宿へ転り込む。しかし、スミ子が迎えに来て、素直に帰る。恵子は、学年末試験が始まっても学校へでてこなかった。心配した間崎が、恵子の家へ行くと、母の酔った姿があり恵子と間崎は外へ出た。その時、間崎は、酔漢にからまれ大怪我をしてしまう。そして、自室に間崎を連れてきて、スミ子に連絡。スミ子と恵子が、会っている間、間崎は、早く恵子に帰ってきてほしいと願う自分に気付き、恵子がもどってから、二人は抱き合うのであった。怪我がなおってから、間崎は、校長に呼びだされ、恵子とのことをきかれる。間崎は、ハッキリと結婚するという。しかし、恵子は間崎に逆の返答をするのであった。若い教師が、連絡船の上から遠ざかる街並みを見ている頃、街には、卒業式を告げる礼拝堂の鐘が鳴り響いていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1977年
製作国 日本
配給 サンミュージック=東宝映画
上映時間 95
カテゴリ 青春ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する