「用心棒稼業」(1961)

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宍戸錠と二谷英明の“ろくでなしコンビ“によるコメディ・アクション“稼業“ものの第2作。殺し屋・ジョーと悪徳保険屋・藤木は、お互いの利益のために協力して、熱海のキャバレー“ラスベガス“の権利書をめぐる悪玉同士の抗争を終結させる。冒頭のタイトルで、宍戸錠がデキシー調のジャズに合わせて拳銃の曲撃ちを見せるシーンは楽しませてくれるが、第1作「ろくでなし稼業」でのノリにノリまくったエースのジョーと、ダンプガイ・二谷の名コンビもここでは、ギャグやアクションも不発気味で今一つ冴えない。結局この“稼業“ものは、第3作「助っ人稼業」で打ち止めとなる。

あらすじ

深夜のビル街−−平塚組の組長平塚と代貸しの木原が何者かに襲われた。それを救ったのはジョーだった。ジョーは悪人の命を守る“ジョー保険”を営んでいた。彼は自分の仕事に嫌気がさしていた。平塚の契約もその夜限りで断った。平塚組の賭場−−ジョーはさっぱりつかず、新顔の藤木が勝ちまくっていた。藤木は生命保険の有能な調査員だが、素行が悪くクビ寸前だった。彼の最後のチャンスは熱海のボス権藤の契約調査だ。藤木は美人スリに狙われ一文無しとなり、ジョーと意気投合した。翌日、二人は巡業バスに乗りこんだ。マネージャー源田がジョーの声と藤木のトランペットに惚れこんだからだ。踊り子リリーに二人は夢中になり、彼らの知らぬ間にバスは権藤の経営する熱海のキャバレー“ラスベガス”に向った。市内に入った二人は偶然、雨宮養鶏所の雨宮と娘の道子を知った。そこへ平塚組の木原たちがきて、二人に追っぱらわれた。ラスベガスの土地は雨宮のもので、権藤に百万円の担保にあずけたものだった。平塚は雨宮の借金を肩代りしていたので、土地の書類をよこせと迫った。雨宮は拒絶した。ジョーと藤木は一肌ぬぐ決心をした。ラスベガスでのショーが終った。二人は権藤を脅した。あわてた権藤はジョー保険に入れてもらった。別の部屋でナミが権藤殺害を藤木に頼んだ。二人は困惑した。平塚一味が権藤に挑戦した。権藤は受けた。凄烈な射撃戦が展開した。が、舞台裏のジョーと藤木は奇策を使って両方を袋のネズミにし、警察に引きわたした。二人は裏口からそっと姿を消した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 78
カテゴリ アクション
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