「傷だらけの天使〈1966年〉」(1966)

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故郷指宿に戻って来た少年院帰りの八郎は、2年前の姉の自殺の真相を探り始める。当時、姉は雨宮章治という男とつき合っていた。だが雨宮家を訪ねた八郎は章治の不在を教えられ、追い返されてしまう。実は姉の死の影には思わぬ陰謀があったのだ。西郷輝彦自作のストーリーをもとにした歌謡映画。

あらすじ

鹿児島の指宿市に向う汽船には、少年院から出てきたばかりの八郎と母夏子が乗っていた。二年前に八郎は与太者に喧嘩を売られ相手を傷つけたのが因で少年院送りとなったのだ。旅館を経営していた彼の家も、父の死後は没落した。だが幼ななじみの佳代は今でも密かに八郎を愛していた。ところが佳代の両親は市の有力者の息子隆男と結婚させようとしていた。久しぶりに佳代に会った八郎には改めて幼い日のほのぼのとした想出が甦ってくるのだった。佳代の兄章治と婚約していた八郎の姉澄子が、少年院に行っている間に自殺した。その原因を探りに或る日、八郎が雨宮家を訪ねると“章治は今外国に行っているから”と逃げられた。怒った八郎は少年院の時の友人羽柴を誘って東京に出、羽柴の知合いの二階堂という自動車の修理工場で働くことになった。この頃八郎を思う余り佳代も指宿から状況してきた。直ぐに雨宮夫妻と秘書の飯野が佳代を連れ戻しにやってきた。飯野の様子から八郎は姉の自殺のカギを握ったと思った。やがて章治も帰京した。八郎は彼に飯野に会わせてくれと頼んだが無駄だった。ことの重大さを知った佳代から飯野の居場所をききだした八郎は、飛んでいき、血みどろの闘いの後やっと飯野に真相を白状させた。雨宮夫婦と章治は、澄子より条件のいい縁談をまとめるべく、飯野に澄子をはずかしめる行為を命じたのだった。そのショックで澄子は自殺した。ただちに雨宮夫妻は警察に呼出された。やがて八郎も佳代も、それぞれ、指宿に戻ってきた。もちろん、佳代と隆男の縁談は、佳代の希望で破談となった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1966年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 78
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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