「恋のたそがれ」(1993)

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マイナーなレディースコミック誌を出している雑誌社に勤める25歳の編集者・加津山と現在の恋人・早川京子、そして加津山が担当となっているマンガ家の妹・渡辺エミとの三角関係を淡々と描いたインディーズ作品。クライマックスらしいものはまったくなく、ただ日常会話のやりとりによって、青春の、恋の時間が移ろうような映像となって切り取られていく。監督の山口貴義は8ミリによる学生映画出身で、これが長編劇場用映画第1作となる。

あらすじ

マイナーな少女コミック雑誌の編集部に務める加津山稔は仕事に情熱を燃やせず、転職を考えているが実行に至っていない。彼にはOLをやめて失業保険で暮らしながら絵を描いている恋人・京子がいる。二人は結婚したいかどうか自分たちでも分からず、何となくつき合っていた。ある日、稔は編集者泣かせで有名な渡辺エミという漫画家を担当することになる。催促すれども描き上げてくれないエミの自宅を幾度となく訪問するうちに、エミの妹でアシスタント役のユミと一夜をともにしてしまう。京子と別れるわけでもなく、ユミと関係を続ける稔。一方、京子は頼まれて友達に稔の車を貸して、旅先で乗り捨てられてしまう。だが、友達を問い詰めると逆に開き直られて怒る気を失くしてしまう。稔はエミの描き上げた原稿を手にした日に、ユミがエミの前の担当者とも関係があることを知るが何もしようとしない。そんな時京子はいとこに誘われ、ブラジルへ旅立つ。しばらくたち、旅行を延長するというハガキを受け取った稔は、その時初めて自分が本当に愛している女性が誰かということに気づくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1993年
製作国 日本
配給 FAR EAST FILMS
上映時間 70
カテゴリ ラブ・ストーリー
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