「アジア秘密警察〈1966年〉」(1966)

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“日活ダイヤモンド・ライン“の一人として、“日活ダンプガイ“の異名をとった二谷英明。これは彼が、そのラインから外れたあとの、数少ない主演作。二谷扮するアジア秘密警察員が、大量の金塊投入によって日本経済の混乱を計る悪漢と戦う。悪役を演じるのは宍戸錠。

あらすじ

香港を出港した貨物船が横浜港に入ってくるのを、アジア秘密警察員佐伯竜太郎がじっと見つめていた。その船ピグリス号が密輸している疑いがあるのだ。佐伯は船員が大切に扱っている荷物を積んだ極東貿易のトラックを尾行した。それに気づいた運転手は、日本支社長のジョージ・イートンに連絡し、ヘリを頼んだ。間もなく現われたヘリは佐伯の車を狙ったが、誤って爆弾をトラックに投下した。爆発の後、荷物を手に入れた佐伯が中身を改めてみると、それは金塊だった。しかし、その爆破で、アジア秘密警察香港支局から派遣されて極東貿易に入り込んでいた陳が死んだ。そんな時、佐伯を慰めたのは東京支部のタイピストで恋人の杏子だった。やがて、一味の首領ジョージが香港に飛び、佐伯もその後を追った。香港で明花と名乗る女の車に乗った佐伯は、時限爆弾を仕掛けられたが、何者かに助けられた。その後もその男は佐伯の危機の度に現われたが、頼雨田としか言わなかった。頼は佐伯が深追いしてジョージに捕われ、絶体絶命の立場に陥った時、香港本部の秘密警察員だと正体を明し、佐伯を助けたのだった。一方杏子も佐伯を追って香港に現われたが、ジョージに捕った。杏子を囮におびき出された佐伯はピグリス号に現われ、そこが金の製錬所であるのを知った。そして、ジョージ一味と猛烈な格闘が始まった時、頼は手榴弾で佐伯の味方をした。その爆発で、積み重ねられていた金塊が崩れ、ジョージはその下敷になって死んだ。彼は日本人の父が母と自分を捨てたため、日本人を憎み、日本経済を混乱させようとしていたのだった。事件が解決してほっとしたのも束の間佐伯には次の事件が待っていた。しかし、明花と杏子に見送られて調査に出発する佐伯の顔には闘志が溢れていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1966年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 97
カテゴリ アクション
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