「うみ・そら・さんごのいいつたえ」(1991)

50点50
作家・椎名誠が、1990年の「ガクの冒険」に続いてメガホンを取った監督第2作。雄大なサンゴ礁に囲まれた沖縄の島を舞台に、東京の生活に疲れ逃げるように故郷の島へ舞い戻った母娘を中心に、島に住む個性的な人々の生活模様を映し出していく群像劇。「ガクの冒険」と同じく“上映&トークショー“という形でホール上映を中心に全国縦断公開された。DVDは「ホネ・フィルム式活動寫眞全記録 椎名誠 DVD-BOX」に収録。

あらすじ

真夏の島。父を海で亡くした小学生のたかしは、祖父の国松から漁を教わる。そこへ、東京での生活に疲れた悦子が、娘のかおりを連れて帰郷して来る。かおりは祖父の徳一と祖母のつねに大歓迎され、島の子供たちとも次第にうちとける。さらに、古道具屋のめずらしやはかおりに海の図鑑をくれ、彼女の海への興味は深まっていく。たかしの母・良江や、村一番の腕利き漁師コンゾは悦子の昔の同級生で、海とともに暮らす彼らが悦子には眩しい。一方、村にリゾートホテルを建てる計画が起こり、怪しげな不動産屋がうろついたりするが、村人たちは海は自分たちの財産だと譲らない。祭りが過ぎ、台風が来る。ある日、こっそり小舟で沖へ出たかおりたちは、潮に流され、見知らぬ島へ到着。不安な一夜を過ごすが、翌朝大人たちに助けられる。やがて夏は終わり、かおりは素晴らしい思い出を胸に東京に帰っていくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1991年
製作国 日本
配給 ホネ・フィルム
上映時間 110
カテゴリ 人間ドラマ
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