「イルカに逢える日」(1994)

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島発見400年、小笠原返還25年を記念して作られた、人間とイルカとの触れ合いを絡めたラブ・ストーリー。クリスマスも間近に迫った頃、小笠原では“エコロジー・コンサート“が開かれることになった。そのイベントの参加者、桂は溺れそうなところをイルカに助けられる。彼は島民の青年、達哉に心ひかれていき……。イルカが、桂と達哉との愛の縁結びとして活躍。

あらすじ

桂は先輩の直子と一緒に小笠原諸島の父島へ向かった。直子は父島で開かれる環境保護のシンポジウムのスタッフであり、青い海とイルカたちに憧れていた桂は、この機会にとついてきたのだ。船は父島につき、彼女は地元のシンポジウムのスタッフである青年たちと知り合いになる。ジョン・ウェインにそっくりと自称する″デューク″と、「明日に向かって撃て」にちなんだサーフィン好きの″ブッチ″は彼女を見てなぜか当惑する。ブッチの案内で彼女は海岸に向かう。その途中、「″サンダンス″はいないの?」とブッチに聞くと「あいつは海の底で眠っている」と答えた。海岸につき、ブッチはサーフィンを始める。泳ぎたくなった桂は、ブッチに止められていたが海に入り、大波に巻き込まれ溺れかけてしまう。気を失いかけた彼女はイルカを目撃、気がついたときは海岸に戻っていた。イルカが彼女を助けてくれたのか? 一方デュークはブラジルから招いたレゲエ・バンドのコンサート会場予定地が亀の産卵地であったため、許可が降りず困っていた。だがお祭り広場でコンサートが開けることになりホッと胸をなでおろす。会場の設営が始まってまもなく直子が倒れてしまい、病院に運ばれる。彼女は心臓が弱く、ペースメーカーをつけていたが、器械の調子が悪くなっていたのだ。島の医師は航空自衛隊を要請させ、直子は本土の病院へ送られことなきを得る。島を去る前に彼女は桂にコンサートの成功を託す。クリスマス・イブの夜、コンサートは無事成功、ミュージシャンは環境保護の尊さを歌にのせて訴えた。桂は、デュークの妹で、ブッチの恋人だった美奈子が数年前に海で高波にさらわれ事故死していたことを知る。美奈子は通称″サンダンス″で、桂とそっくりだったのだ。また桂は自分が溺れかけたとき、助けてくれたのはイルカではなく、ブッチであったことも知る。島を出発しなければならない日、桂はブッチへの愛に気づき、島に留まる決心を固める。心が通じ合った二人を、イルカたちも祝福しているようだ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1994年
製作国 日本
配給 イルカプロジェクト
上映時間 96
カテゴリ ラブ・ストーリー
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