「NOBODY」(1994)

50点50
これまでオリジナル・ビデオの演出を数多く手掛けてきた、大川俊道の劇場用映画デビュー作。ある晩、広告代理店のサラリーマン3人が、バーで不審な3人組とちょっとした言い争いを起こす。事はそれだけでは終わらず、サラリーマンは一人また一人と、何者かに殺されて……。日常の中に埋もれている、暴力への衝動と恐怖を、サスペンス・タッチで描いている。

あらすじ

大手広告代理店に勤めるタキ、南部、小西の3人は結婚式帰りに寄ったショットバーで隣の3人の男と喧嘩になる。その場は何とか収まるが、店を出た後忘れ物を取りに戻った小西が3人組に暴行を受けた。憤る南部だったが、その後彼らの素性や行方は分からずじまい。だが1週間後、タキたちは偶然その時の一人ロレックスと出くわし報復、夢中で暴行を加えるうちロレックスは動かなくなってしまった。ある日、事件以来恋人の麗子との仲をはじめ何かとうまくいかないタキのもとに、3人組のリーダー格のジッポから、タキたちへ礼を返すという電話がかかってきた。やがて小西が刺され。やくざに知り合いがいる南部は銃を買うが、それが手元に届く前にジッポともう一人の男、マルボロに殺された。事件を担当した刑事の唐木はタキに、その3人組はやくざでも警察でもない市井の人間だが、平気でヤクも売るし銃も使う連中で…と彼らの素性を明かそうとするが、彼もまた撃ち殺された。追い詰められたタキは、南部の銃を手に入れ、マルボロを倒し、タキにとり入りながら、実は彼らの仲間であったモデルの梨果の襲撃を受けるが、彼女は争いの最中に死に、タキは遂にジッポの首を締めて殺す。全ては終わり、麗子との仲も戻り、タキは元のサラリーマン生活に戻ったかに見えたが、驚愕すべきことに、進めていた仕事先のクライアントとして現れたのは紛れもないジッポであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1994年
製作国 日本
配給 ニューウェーブ
上映時間 100
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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