「MIDORI」(1996)

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内田春菊のコミック『物陰に足拍子』を映画化。吉成みどりは兄夫婦との3人暮らし。家ではみどりのことで兄夫婦の言い争いが絶えず、彼女が唯一落ち着けるのは学校の保健室だった。そこで出会い、初体験の相手となったのが下級生のシュン。孤独だったみどりは、シュンと過ごす時間に初めて安らぎをおぼえる。ドライな女子高生が兄嫁との確執、恋、クラスメイトの自殺、カルト集団などにほんろうされながらも自立に向かって歩く姿を描く。

あらすじ

仮病で保健室へ行った高校3年生のみどりは、そこで2年生のシュンと出会い、ふたりの関係はなんとなくセックスへと発展する。両親を亡くしていた彼女は、兄の敬とその嫁・美英子との3人で暮らしていたが、みどりと美英子とは全く折りが合わなかった。ある日、みどりを主演に映画を撮りたいと言っていた同級生の小林が、映画の撮影後に自殺する。映画と遺書を収録したビデオテープを渡されたみどりは、彼の両親や先生からその内容を詰問されるが、決してしゃべらなかった。そこには、みどりへ対する小林の一途な想いが込められていたのだ。シュンの従姉でセラピストの光の家で知り合った女子高生・リカとシュンが寝たのを知ったみどりは、腹いせにシュンの知り合いであるノボルと寝た。後悔の念にさいなまれたみどりはシュンとヨリを戻そうとするが、薬でおかしくなったノボルから暴行を受けてしまう。シュンは傷ついたみどりを優しく抱くのだった。ノボルはその後、光を殺し、シュンは光の死に脅えて泣いた。そんな彼を見ながら、みどりは「人って簡単に死ぬんだ」と感じていた。みどりの家では、彼女の無軌道ぶりとそんな妹を溺愛してかばう敬にヒステリーを起こした美英子が家出をしてしまっていた。なにもかもがうんざりだと思ったみどりは、どこかぐっすりと眠れる場所を探すために、夜明け近くに家を出ていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 東北新社=ポニーキャニオン=フジテレビジョン
上映時間 104
カテゴリ 青春ドラマ
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