「本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇」(1987)

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『ヤングマガジン』に連載された有間しのぶ原作の同名マンガの映画化で、女子校に通う3人の少女たちの恋と友情が、同じ相手を好きになってしまう悲喜劇、知的で美人な先輩に同性愛的思慕などのエピソードを折り込み、ハチャメチャな学園を舞台に展開されている。女の子同士のセックスをめぐる会話が映画中ポンポンと飛び出すが、下品な感じがなく爽快感さえ覚えさせて、笑いの中にもさわやかな感動を与えてくれる青春映画に仕上がっている。工藤夕貴が演じる主人公の家庭内もうまく描かれていて、親子の間で交わされる会話も微笑ましくて快い。

あらすじ

東京郊外の中規模都市。県立藤ケ丘女子高等学校に通う2年生沢木みちこは、生まれて初めて本当に彼が欲しいと思った。彼女は工業高校のラグビー部のスーパースター、大谷直人にラブレターを書いて手渡す。みちこと幼稚園からの同級生で親友の広美の心境は複雑だった。彼女は以前から大谷とつき合っていたが、彼がいるなんてなかなか言いだせなかったのだ。広美と相談した大谷は手紙の返事を出さなかった。憤るみちこ、広美の苦悩をよそに女子高は今日もハチャメチャに賑わっている。みちこの友人の良子は男が苦手で、3年生の知的な先輩、夕子に憧れている。みちこの家は魚屋だが、ある日曜日、東京で暮らす姉、秋子が婚約者の真面目な男性、三ッ橋昇を連れて来た。そんな様子をみて、みちこの彼が欲しいという想いは募るばかり。良子の誕生日と夕子の卒業式が重なった。そのパーティを、良子がひとり暮らしをする豪華マンションで行なうことになった。良子は夕子をみちこは大谷を連れて来ると張りきる。春休みになり、東京の原宿へ出かけたみちこは、偶然大谷とデート中の広美に出会った。その日から、ふたりの仲はギクシャクし、とうとう取っ組合の喧嘩を始めた。そんな時、大谷からみちこに手紙が来た。みちこが出向いて行くと、待っていたのは以前からみちこを想っていた大谷の友人、中野だった。憤ったみちこは中野を海につき落としてしまった。卒業式の日、みちこと良子は担任の教師、山田と夕子が仲睦まじく山田のアパートへ入るのを目撃する。ふたりが結婚すると聞いてショックを受ける良子。パーティの最中、広美は大谷と中野を連れ立って来た。みちこは広美と仲直りし、中野といいムードに。そしてファースト・キスを交わした。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1987年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 87
カテゴリ 青春ドラマ
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