「博徒無情」(1969)

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“無頼“シリーズに代表される日活ニュー・アクションの全盛期に製作されたアダ花ともいうべき任侠ものの1本。一応、主人公は渡だが、親分の仇を討つのに失敗してすぐ入獄してしまう。残された恋人の松原が苦労する部分が長く、ライバルの露口の好演も、ラストの渡の殴り込みと憤死も映画に活気を与えなかった。

あらすじ

高見沢村次は、昔恩義を受けたた箱田屋の音松親分が殺されたと聞いて故郷へ帰って来た。村次には東京で知合った加代が一緒だった。箱田屋は落ちぶれて見る影もなく、村次は仇の大寺勘造を襲ったが、大寺組の客分赤間竜吉に阻まれ、子分の門太の腕を斬落としただけだった。この一件で村次は一年半の刑を負い、投獄の身となった。一方、村次の闇討に怒った大寺組は加代を攫って拷問にかけたが、なぜか竜吉が救うのだった。そのころ、村次に片輪にされ、大寺組からも見放された門太を、加代は村次に内緒で芸妓づとめをしながら精いっぱいの償いをしていた。そんな加代を竜吉は暖かく見守って好意を寄せていたが、所詮は恋人村次の宿敵の人だった。やがて村次は出所し、竜吉とドスを構えて対決したが、加代が間に入って、勝負はお預けとなった。が、竜吉はもう村次を殺す勇気は無くなり、指を詰め大寺組を出た。一方、村次は加代に内緒で単身大寺組へ殴り込みをかけ勘造を怒りのドスで突通したが、同時に子分の凶刃を喰らい憤死した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1969年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 89
カテゴリ 仁侠/時代劇
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