「春男の翔んだ空」(1977)

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ファイトにあふれる教師・野杉は北九州で2番目に開設された精神薄弱児特殊学級に自らすすんで担任を申し出る。精薄児のためのソフトボールを考え出すなど、スポーツを通じて言葉の通じない子供たちと心の交流を図る彼だが……。知恵遅れの子供たちの教育に自分の半生を捧げた野杉春男の涙の実話。永六輔が好演。

あらすじ

昭和四十七年十一月二十九日、モスクワ、シエレメチエオ空港で日航機が墜落した。そして、犠牲者の中に野杉春男がいた。北九州萩ケ丘小学校教頭、身障児学級草分けの人である。重症心身障害児教育対策の研究のためヨーロッパに視察に行っての帰り道だった。−−昭和二十五年、小倉市立三郎丸小学校。ファイトある野杉は教壇に立ち充実した毎日をおくっていた。同校の教師となって一年が過ぎた時、北九州市で二番目の精神薄弱児身障児学級がここに誕生した。知能指数が四十くらいの十二人の生徒の学級担任に、野杉はすすんでなった。スポーツを通じて生徒とふれ合い、感動のあまり野杉は生徒たちと一緒になって泣いた。野杉の学級の第一回卒業生、植村政次が厩務員になった。動物好きだった植村は、社会人として一歩をしるそうと、駄馬を駿馬に仕上げたのである。小倉競馬場で、野杉は生まれて初めて馬券を手にした。植村の馬が勝った。その晩、野杉は配当金で、断っていた酒を飲んだ。植村の社会への旅立ちの喜びに、野杉は泣きながら酔いしれるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1977年
製作国 日本
配給 現代ぷろだくしょん
上映時間 120
カテゴリ 人間ドラマ
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