「スクラップ・ストーリー ある愛の物語」(1984)

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すべてが平等で、セックスも例外でない、と主張する14歳の少女・康子と大学生の“ボク“、それにビニ本カメラマン・良介の3人の奇妙な同棲生活を描く。気ままに暮らす少女役に、当時写真集やビデオ作品で人気のあった少女Mが扮し、タレント陣が脇を固める。

あらすじ

ぼくが康子に出会ったのは新宿の小さな芝居小屋だった。そして、その日から康子はぼくのアパートに住みついてしまった。彼女は家のこと、両親のことなど、何を尋ねても答えようとしなかった。ある日、康子の行きつけのスナックで、彼女の友人・良介と知り合った。良介はビニ本のカメラマンだという。彼のアパートが近いせいもあってか、それからお互いに行き来しあったり、3人で行動することが多くなった。康子は欲しいものがあると平気で万引きをし、注意しても気にする様子などない。そして、フラッといなくなったりもした。ある日、1週間ぶりで戻ってきた康子はヌードモデルをはじめたという。そのあっけらかんとした生き方、自由でなければ死んだ方がましだという康子に、ぼくは次第に惹かれていった。しばらくして、また康子がいなくなった。ひとりでいるのがいたたまれなくなったぼくは、良介のアパートを訪ねた。そして、そこでぼくが見たものは良介とベッドで横たわる康子の姿だった。彼女は良介もぼくも、両方とも好きだという……。そんな事件があっても、3人の関係は続いた。やがて康子は自分でモデルクラブをはじめ、また郊外に一軒家を借りて3人で生活するようにもなった。男2人に女1人の奇妙な同棲生活がはじまったわけだ。そんな生活が続いたある日、警察から連絡が入った。康子が新宿で補導されたというのだ。ぼくと良介があわててかけつけると、彼女のしていたことは児童福祉法に触れると説明され、康子は14歳、中学3年生だときかされた。結局、康子は家へ連れ戻され、男2人だけが家に取り残されてしまった。月日はたち、中学を無事に卒業した康子は看護学校に入り、再び3人の奇妙な生活が始まった。そして、康子が妊娠。どちらの子か判らないまま康子は子供を生み、翌年良介と結婚。ぼくはその子供に奈穂と名付けたが、不思議とその子は良介にもぼくにも似ていなかった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1984年
製作国 日本
配給 若松プロ
上映時間 100
カテゴリ ラブ・ストーリー
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