「当選確実」(1992)

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12年間、まったくの無風であった桐野市市長選挙。3期に渡って対立候補のいない現職・錦本は裏では地上げ業者と手を組んでいる悪徳政治家だった。今回の選挙もまた、無風状態であった。投票日まで、あと3日と迫ったある日の午後、地上げ業者を人質に一人の男がビルに立てこもった……。森田健作の参議院出馬のため、社会的影響を考え完成以来6ヵ月以上も公開が遅れた政治ドラマ。

あらすじ

桐野市は、地上げ業者、権堂と手を組む錦本徳三が、3期(12年)にわたって対立候補がないまま市長の椅子に座っていた。今期も野党は候補者の擁立に失敗し、マスコミは圧倒的な現職優勢を報じていた。市長選まであと3日と迫った昼下がり、ひとりの男が権堂らを人質にとって地上げ屋の社長室に立てこもり、再開発の中止を要求するという事件が発生、マスコミを通じ、犯人、柳瀬哲郎は錦本と権堂の癒着を暴露していく。柳瀬は人質の身代わりとして、錦本に対立する候補、湯川正を指名、湯川は柳瀬を説得するが自首させるには至らない。次に柳瀬はテレビで顔が知られている弁護士、津山良平を呼ぶよう要求。津山が社長室の中へ姿を消してから15分後、柳瀬が湯川に腕を組まれ、権堂、津山とともに建物から出て来た。そして、権堂自らが、柳瀬の熱意に打たれ、再開発計画を白紙に戻すと発表した。このことがきっかけで、湯川は市長選に当選する。この絵に描いたような結末に疑問をもったルポライター須河淳は、独自に捜査を開始、すべては錦本の失脚を企んだ湯川、柳瀬、津山らの陰謀であったことを暴くのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1992年
製作国 日本
配給 森田フィルムズ
上映時間 100
カテゴリ 人間ドラマ
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