「バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ」(1991)

38点38
オムニバス喜劇の第4作。前3作はともに4話形式だったが、今回は3話にして内容の充実を図った。ペンションオーナーの悪行を描く「泊ったら最後」、潔癖症の男とその妻の悲喜劇を描く「カラダだけの男」、ユン・ピョウ扮する中国人留学生が美女にメロメロにされてしまう「サギるなジャパン」と、それぞれ主人公が怒りを爆発させるまでのシチュエーションをコミカルに綴る。

あらすじ

〔第1話「泊ったら最後」〕最近、流行のオシャレなペンション。現代を代表するような男女のグループがそれぞれの期待を胸に秘め、高原の駅に降り立つ。しかし、そこにはサディスティックなオーナー・小西とその妻が浮かれ気分の客を待ち受けていた。到着するなり、勝手に部屋割りをしたり、無理矢理ペンションの歌を唄わせたりと、やることすべてが一方的。さらに夕食はひどく、ゲームをやれば小西の一人勝ちで客から現金を巻き上げてしまう始末。そして客たちの怒りは限度を越え、「バカヤロー!」と叫ぶ。 〔第2話「カラダだけの男」〕ゴミゴミした東京を嫌い、故郷である越後湯沢から通勤するほど異常な潔癖症のサラリーマン・白石。会社での彼の評価はすこぶる高く、商品企画や何やらと彼の存在価値は益々高まるばかり。そんな功を成してか、会社の命令によりやむなく上京するはめになった白石とその妻・輪子。しかし「満員電車には乗れない」「人工的な食べ物は口に出来ない」「空気は吸えない」と、白石のイライラは募るばかり。そんな白石の潔癖症によって、それまでは正常だった輪子は次第に精神破綻をきたしていくのだった。 〔第3話「サギるなジャパン」〕日本語を勉強する為に香港からやって来た留学生のホイは、アルバイトをクビなったり、宗教勧誘のアンケートに引っ掛かったりと、踏んだりけったりの毎日。そんな彼の前に突然現れたセクシー美女・美根。ホイは彼女にメロメロになってしまうが、美根はなかなか最後の一線を越えさせてくれない。それどころか美根はホイに、印鑑や車やスポーツクラブの会員券を巧妙に買わせていく。やがて美根がサギ師である事に気づくホイだったが、その時にはすでに美根の姿はなく、怒りが込み上げたホイは「バカヤロー!」と叫ぶのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1991年
製作国 日本
配給 光和インターナショナル
上映時間 97
カテゴリ コメディ
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