「ダブルベッド」(1983)

83点83
30代前半のテレビ・ディレクターとその大学時代の友人ら、“若い中年“をめぐる日常を描いたドラマ。夫を裏切る妻、友人を裏切る男、恋人を裏切る女など、入り乱れた人間の愛僧の世界を藤田監督が淡々と描写した一編。柄本明、岸部一徳が好演している。

あらすじ

昔の仲間の葬儀に出席した敏之と雅子の加藤夫妻は、その帰路、かつてよく顔を出した飲み屋に寄った。二人はそこで、やはり昔の仲間で作詞家をしている山崎徹とその女、三浦理子に出会う。店を出ると、理子は帰り、三人は加藤のマンションで飲み続ける。徹の詞はラブホテルでの男と女を描くのが多く、そのレコードをバックに流した。敏之が眠ってしまうと、徹は雅子の体に手をはわせ、乳房を掴む。徹はそこでやめてしまい、おさまらない雅子は敏之とセックスする。徹は加藤のマンションを後にすると、理子のアパートに向うが彼女はおらず妹の由子がいた。由子は大学の映研に所属しており、セックスの経験はまだない。数日後、徹は雅子と外で飲み、そのままラブホテルに入り、体を重ねた。一方、図書館に勤める理子も、若い男に声をかけられ、関係を持った。理子はセックスの欲望に体がうずくが、精神的な愛に飢えており、徹にあきたらないのだ。ある日、TVドラマを製作する敏之が家を空け、雅子は徹を呼び込み、ダブルベッドで激しいセックスに溺れた。翌朝、セックスの余韻がさめない二人のところに、ロケが中止になったと敏之が帰って来た。妻の浮気に愕然とする敏之だが、自分も浮気しており、離婚はしたくないという。暫くして、雅子は徹の部屋に転り込み、妻のようにふるまう。その頃、生理もなく、理子は暗く落ち込んでおり、彼女のアパートを訪ねた徹は、明るい雅子とは対象的な理子の姿に一緒に住む決意をする。その頃、主の帰らない徹の部屋で雅子はすし屋の店員とセックスをしていた。彼女は浮気心にとりつかれているようだ……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1983年
製作国 日本
配給 ニュー・センチュリー・プロデュース
上映時間 102
映倫 R18+
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