「友子の場合」(1996)

【DVD発売中】

57点57
『ビッグコミック・スピリッツ』で連載され、TVでも2度ドラマ化されたノンストップ災難コメディ。旅行の途中で友だちに置き去りにされた女子高生が、必死に友だちを追う姿を描く。高校2年生の田村友子は、夏期講習をさぼって男女4人ずつのクラスメートと1泊の温泉旅行に出かけた。途中停車の橋田駅で駅弁を買いに降りた友子は、珍味“たこばしら“に気をとられ電車に乗り遅れてしまう。仲間に追い付こうと温泉宿を目指すがロープウェイは営業が終わっていたり、はたまた仲間とはすれ違いばかりで……。TVに続いて、ともさかの表情豊かな演技、本広克行の凝った映像処理がそれぞれ光る。

あらすじ

17歳、高校2年生の田村友子は、夏期講習をサボっての温泉一泊旅行を明日に控え、期待に胸を膨らませていた。メンバーの8人の中には、クラスで一番人気の太郎も入っている。旅行は快調にスタートしたが、友子が気を利かせて駅弁を買いに途中の駅で降りた時から悲劇は始まった。弁当の横で売っていた“たこばしら”に注意を奪われた友子は、電車に乗り遅れてしまったのだ。次の電車まで3時間。しかも、彼女は行く先の旅館がどこにあるのかを知らなかった。なんとか頼りない記憶をヒントに隣の丸木駅の駅長に旅館を教えてもらった友子は、みんなを追って桜湯本駅へ急ぐ。やっとの思いで駅に到着した友子は最終のロープウェイにも乗り遅れ、乗り場で一夜を明かすことになった。旅館に電話をしても、みんなは宴会の真っ最中で全然話が通じない。翌朝、ロープウェイに一番乗りした友子は下りのロープウェイに乗ったみんなとすれ違い、急いで山を下りたが、またまたバスに乗り遅れてしまった。友子は粗大ゴミ置き場から自転車をゲットすると、必死の形相でバスを追った。なんとかフェリー乗り場でみんなに追いついたものの、それもつかの間、またしてもフェリーが出港してしまうのだった。ガッカリする友子の姿を見た漁師のおじさんが彼女を漁船に乗せてくれることになり、これで本当にみんなと会えると友子は喜んだが、そんな思いを知ってか知らずか、漁船はどんどんフェリーから離れて行く。不思議がる友子に、漁師のおじさんは海の男は気まぐれだと豪快に笑い飛ばすばかりだった。友子はそのまま漁船に揺られて、沖へと向かっていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 東映=フジテレビジョン
上映時間 61
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