「シーズン・オフ」(1992)

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伊豆式根島のペンションに泊まり合わせた男女数名のふれあいと愛の葛藤をみずみずしく綴っている。「櫻の園」「12人の優しい日本人」と力作が続いた中原俊が、肩の力を抜いて取り組んだ、小品だが好作に仕上がった。脚本は人気劇団“自転車キンクリート“の飯島早苗。

あらすじ

早春の伊豆・式根島。シーズン・オフのリゾート地の小さなペンションに、卒業を前に親たちに内緒でやって来た高校生の太田周平と上原理香子、長い愛人関係の末やっと結婚にたどりついた藤村武雄と美里の夫婦、そして恋人からの結婚話にとまどい、感傷旅行に出た時田彩子たちがチェック・インした。初めての一夜を迎えて理香子と喧嘩してしまった周平は、ペンションのバーで武雄にモーションをかけられるが、それをさり気なく断ってきた彩子と遊戯室で出会い、2人で深夜の砂浜へ出かける。2人を遠くから見つめる美里。翌朝、武雄の提案で、全員で島の入り江へと船を出すことになるが、美里は部屋に残り、また理香子は昨夜の周平と彩子のことを知り裏切られた思いがして東京へ帰ると言い出す。あきらめようとする周平を必死で説得する彩子。そんな時、ペンションのオーナー辻本恭一がバイクで通りかかった。理香子を追って港へ急ごうとバイクの後ろに飛び乗る彩子だったが、辻本はわざとまわり道をして、5年前に恋人同士だった彩子と束の間の思い出話をする。港で夕方の船を待つ理香子をつかまえた彩子は、彼女に周平の気持ちを伝えた。理香子がペンションに戻るのを見送った彩子の前に今度は美里が現われ、最初は口論になるが、やがて打ち解けあう。ペンションに帰った彩子は疲れたように眠ってから夜中に目を覚ますと、久しぶりに東京の恋人に電話をかけるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1992年
製作国 日本
配給 ジャパンホームビデオ
上映時間 101
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