「コールド・フィーバー」(1995)

【DVD発売中】

63点63
ジム・ジャームッシュなどを世に送り出したプロデューサー、J・スタークが、「ミステリー・トレイン」に続いて再び永瀬正敏を起用したファンタスティック・ロード・ムービー。監督は「春にして君を想う」で世界に知られたF・T・フリドリクソン。東京の水産会社に勤める平田アツシは、楽しみにしていたハワイでのバカンスを祖父の説得であきらめ、両親を供養する旅に出かける。彼の両親はアイスランドの人里離れた渓谷で、事故に遭い死んだのだ。極寒の地で平田を待ち受けていたのは、災難続きの横断旅行。しかしそこでの出来事や出会った人々は、彼の中の何かを確実に変えていく。

あらすじ

東京の水産会社で働くサラリーマンの平田アツシ(永瀬正敏)は、正月休暇をハワイで過ごすことを楽しみにしていたが、亡き両親の供養をするように祖父(鈴木清順)から説得され、仕方なく休暇を諦めてアイスランドを訪れることにした。彼の両親は現地の人里離れた渓流で事故に遭って亡くなっていた。現地に着いた平田は、さっそく事故現場を目指して出発するが、行く先々で災難に巻き込まれる。タクシーに乗れば吹雪の吹きさらしの中で運転手が戻ってこない、変な女からはポンコツ車を売りつけられる。あげくの果てにアメリカ人のヒッチハイカーの男女(リリ・テイラー、フィッシャー・スティーヴンス)を乗せたところ、ピストルを突きつけられて車を奪われ、歩く羽目に。ようやくたどり着いたホテルでスィギ(ギスリ・ハルドルソン)という老人に気に入られ、現場まで案内してもらうことになった。だが、春まで道は雪に埋もれており、交通手段は馬のみだった。平田は酷寒の中で幻想を見、次第に彼の内部で何かが変わっていった。現場に着いた彼は線香を灯し、酒を注いで両親に追悼の念を捧げると、その場を後にした。 【キネマ旬報データベースより】
原題 COLD FEVER
製作年 1995年
製作国 アイスランド=米
配給 洋画マイナー
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