「ギプス」(2000)

50点50
「どこまでもいこう」の塩田明彦が“ラブシネマ“シリーズに登板。偽ギプスをはめた奔放な女と、彼女に翻弄される女。ふたりの危険な関係を、端正な映画的構図の中に映し出す。

あらすじ

松葉杖にギプスといういでたちの女・環の手助けをしたことがきっかけで、彼女の不思議な魅力の虜となってしまった和子。環のギプスが男たちの気を惹くための偽物だと知ってからも、彼女は勝手気ままに振る舞う環を理解したくて、近づきたくて、彼女に奉仕することに喜びを感じるようになっていく。そんなある日、環が男を殺害した。環の後をつけていた和子は、環に気づかれないよう物的証拠を持ち去ると、ひとつのゲームを仕掛ける。それは、環を強請ること。だが、環は脅迫状に書かれた要求額500万の手配を和子に手伝わせたのだ。なす術も無く環の誘惑に落ち、ギプスをはめ男たちを誘う和子。そんな男たちをスタンガンで気絶させ、財布を盗む環。金は面白いように集まった。ところが、目標額を目前に環がゲームを放棄する。裏切られた気持ちの和子は、環を乗せた車を壁に激突させてしまうのだった。1ヶ月後、退院したふたりの立場は逆転したかのように見えた。和子の車椅子を押して歩く環に、行き先を命じる和子。彼女にとって、それはふたりの新しい関係の出発の筈だった。しかし、環は知っていたのだ。和子が殺人の証拠を握っていたことを。その証拠を取り戻していた環は、車椅子の和子を残し、歩き去って行く。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2000年
製作国 日本
配給 シネロケット=日本トラステック
上映時間 82
公開日 2001年2月17日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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