「危ない話」(1989)

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24点24
ディレクターズ・カンパニーの3監督が、それぞれ、現代社会に潜む“危うさ“をテーマに作ったオムニバス。第1話は、ヤクザの溜まり場になっているクラブに来た酔客・竹中直人の災難、第3話は完全犯罪をたくらむ男女を青春映画タッチで描く。中でも出色は、黒沢清の第2話で、正体不明の二人組に狙われた男の戦いを、ホラー映画のトーンで描いている。なお、当初は長谷川和彦が監督の一人に選ばれていた。

あらすじ

〔「ツタンカーメン王の呪い」〕女に振られた酔っ払いサラリーマン・吉田茂は、その勢いで“ツタンカーメン”というパブにふらりと入るが、気がつくとそこは、二派の暴力団がにらみ合い、今にも闘争が起きそうな雰囲気だった。逃げるに逃げられない吉田は恐怖のあまりただ震えているだけだったが、そんな時、総長が突然死したことから遂に闘争となり、店は戦場と化してしまう。そして、吉田も巻き込まれてしまうのだった。 〔「奴らは今夜もやってきた」〕作家の園田明彦は田舎の小屋で執筆中、奇妙なクラシック音楽を聞き、その出所をつきとめようとするが、その時から股旅姿の大道芸人の二人組が園田に付きまとい、襲ってきた。そして、追い詰められた園田は奴らと格闘し、危うく殺されそうになるが、偶然の落雷によって奴らは滅んだのだった。 〔「あの日にかえりたい」〕風間丈太郎とその恋人・遠山千秋は、銀行から六千万円を強奪するが、逃走中千秋は顔を見られてしまう。そして、捜査の手を逃れるために二人は別行動をとることになった。しばらくたって風間の前に見知らぬ美女が現われる。彼女は顔を整形した千秋だった。こうして再び生活を共にする二人だったが、千秋は顔と一緒に性格まで変わってしまい、それによって二人の関係も崩れてしまうのだった。また何日か過ぎ風間の前に元の顔にもどった千秋が現われるが、彼女はそのまま警察へ自首するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1989年
製作国 日本
配給 CBSソニーグループ
上映時間 105
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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