「恋する幼虫」(2003)

【DVD発売中】

74点74
特異な個性派俳優としても知られる井口昇が放つ、一般映画としては『クルシメさん』以来となる監督作。前作同様“トラウマ“を物語の中核に据え、坂道を転げ落ちるように数奇な因縁関係を紡ぎ、主従がもつれ合いわけが分らなくなる男女感の機微と情緒を搾り出す。もはや日本映画界の名脇役として君臨する荒川良々が唯一無二の個性を十全に発揮している。

あらすじ

売れないエロ漫画家のフミオ。読者の読みたい物を描かない自分を棚に上げ、編集者をイジメてはその憂さを晴らしている小心者の彼は、ある日、新人編集者のユキに自分のトラウマを正直に描いたマンガを否定され、発作的に彼女の頬をペン先で刺してしまう。1ヶ月後。自責の念に苛まれた彼はユキの部屋を訪ねてみるが、なんとそこには頬におぞましい傷痕を残したユキの姿があった。しかも、彼女はその傷痕から虫のような触手を出し、血を求めるようになったのだ。今や彼女の奴隷となったフミオは、生贄を求めて右往左往。だが、不思議なことにふたりの間にはいつしか愛情が芽生え、遂に彼女に自らの血を捧げたフミオは、首無しの体になりはしたが、ユキと共に幸せに暮らすのだった……が、その頃、世界ではユキによって血を吸われた人間たちが、彼女と同じ吸血触手を持つ人間となって増殖していた! 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 イメージリングス=イマージリングス=のぼるプロ
上映時間 110
公開日 2004年2月14日(土)公開
映倫 PG12
カテゴリ ホラー
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