「珈琲時光」(2003)

画像

【DVD発売中】

55点55
台湾のホウ・シャオシェンが、敬愛する小津安二郎監督へのオマージュも込めて日本で撮り上げた、静謐な逸品。妊娠中の若い女性が過ごす、友人男性とのひとときや、上京した故郷の両親との語らいを、丹念に研ぎ澄ました完璧な映像演出によって描き出す。御茶ノ水界隈からとらえた電車の交錯が印象的だ。

あらすじ

2003年夏、東京。古本屋を営む鉄道マニアの肇の力を借りて、30〜40年代に活躍した台湾出身の音楽家・江文也について調べているフリーライターの陽子は、お盆の帰省で実家のある高崎へ戻った際、父と継母に妊娠していることを告白した。相手は台湾に住む恋人。しかし、結婚する気はなかった。東京へ戻った彼女は、肇と一緒に文也の足跡を辿る取材に出かけるが、その途中、気分を悪くする。彼女の妊娠を知り心配した肇は、何かと世話を焼こうとするも、その胸の内に秘めた彼女に対する想いを伝えることは出来なかった。ある日、知人の葬儀に出席する為、両親が上京して来た。あくまでも、シングルマザーの道を選ぼうとする陽子のことを心配するふたり。だが、彼らもまたその想いをうまく口に出せない。翌日、陽子は電車の中で眠ってしまう。そんな彼女の側には、いつの間にか肇がいた……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 松竹=衛星劇場=IMAGICA=住友商事=朝日新聞社
上映時間 103
公開日 2004年9月11日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する