「のんきな姉さん」(2002)

28点28
日本に古くから伝わる『安寿と厨子王』の物語にヒントを得た3作品、森鴎外の『山椒大夫』、唐十郎の『安寿子の靴』、漫画家・山本直樹のコミック『のんきな姉さん』の各作品を素材に、新鋭、七里圭監督が撮り上げた異色の姉弟愛ドラマ。両親の死後、互いに深い絆と愛で結ばれた姉と弟が、姉の妊娠を機にその関係が揺れ動いていく様子を幻想的に紡ぎ出す。

あらすじ

クリスマスの夜、恋人・一男との結婚を間近に控えたOL・安寿子のもとに、暫く連絡を絶っていた弟・寿司夫から彼が書いた小説『のんきな姉さん』が送られて来た。それは、両親を失った姉弟の禁断の愛の物語。まさに、安寿子と寿司夫のことを綴ったものだった――。行き過ぎた愛情関係を止められないまま、寿司夫の子供を宿してしまった安寿子。しかし、彼女は弟への気持ちとは裏腹に子供の父親が彼であることを否定し、一男との結婚を決断する。やがて、現実と小説が交錯する中、安寿子は「あの子を理解してやれるのは私だけ」と、自殺をほのめかす寿司夫が待つ雪原へと急ぎ、彼を独り立ちさせるべく背中を押してやるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2002年
製作国 日本
配給 スローラーナー=トランスフォーマー=WaterMelon Company=オービー企画
上映時間 82
公開日 2004年1月10日(土)公開
映倫 PG12
カテゴリ ラブ・ストーリー
チケット 前売りチケットを購入する