「1980」(2003)

【DVD発売中】

56点56
80年代にカルトバンド「有頂天」のリーダーとして活躍し、現在は劇団ナイロン100℃の主宰として知られるKERAが、待望の映画監督デビュー。1980年の東京を舞台に先生、教育実習、生徒として同じ学校に通う三姉妹の姿を時事ネタ満載で描き出す。KERA独特のすっとぼけたユーモアが冴え渡る一方で、オーソドックスな人間ドラマとしても高水準な佳作。

あらすじ

1980年12月9日、ニューヨークでジョン・レノンが殺害された翌日。都内にある星隆高校に、突然、一年間失踪していた元B級アイドル・一之江キリナこと、羽柴レイコが英語の教育実習生としてやって来た。この事態に慌てたのが、同じ高校に在籍する彼女の姉で教師の歌川カナエと、妹で生徒のリカである。なんせ、レイコは男に惚れやすい体質で、それをネタにマネージャーの瀬戸が暴露本を出そうとしているくらいなのだから。案の定、ふたりの心配をよそに、初日から男子生徒・松浦とデキてしまうレイコ。しかし、カナエとリカもそれぞれに問題を抱えていた。カナエは、夫の久男がノーパン喫茶に行った(らしい)ことがきっかけでケンカ、実家に帰ったまま引っ込みがつかないでいる。リカは、ボーイフレンドで映画研究会OBの室井の為に、300万円かけた自主映画でヌード・シーンのあるヒロインを演じることになっているのだ。そんな羽柴三姉妹、てんやわんやの騒動を巻き起こした末に、レイコは暴露本が原因で松浦と別れ、一時は元恋人の歌手・東馬健とよりを戻すも結局ふられ、カナエは久男と和解するが、その後、女を作られて離婚。せっかく撮った映画が全篇ピンボケだったリカも、誠意のない室井と別れる決意をするのだった。そして大晦日、傷心から立ち直った3人は、1980年最後の夕陽を眺めながら、素晴らしい世の中になっているであろう21世紀に想いを馳せる。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 東京テアトル=東北新社=キングレコード=博報堂=TOKYO FM
上映時間 123
公開日 2003年12月6日(土)公開
カテゴリ コメディ
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