「17才」(2001)

68点68
若手女優、猪俣ユキと三輪明日美の企画を、俳優の木下ほうかの監督で映画化。女子高生たちのはかない友情や、前向きに未来へ進もうとする思いをデジタルカメラですくい取った青春映画だ。

あらすじ

放課後はキャバクラでバイトをしながら高校に通う17才のアコ(三輪明日美)は、学校では居眠りばかりでなんとなく毎日を過ごしていた。4月、成績優秀な18才のリョウ(猪俣ユキ)が、何故かダブってアコのクラスにやってきた。アコはリョウのことが次第に気になりだしていった。リョウは高校卒療後、イギリスに行きたいという恋人についていくのが夢だと語る。アコは自分には恋人もいないし、何もやりたいことがないことが分かって、初めて孤独と不安を感じた。自由で不思議な魅力を持つリョウに憧れを抱き、彼女と接していくことで、アコの中で少しずつ何かが変わりはじめていた。キャバクラも辞め、新たにカフェのウエイトレスのバイトを始めた。その店で、いつも窓際で本を読む少年と出会った。彼に淡い恋心を抱きはじめるアコ。しかしまともに会話することもできずに、夢の中でデートを楽しんでいるくらいだった。そんな夢をみていたとき、キャバクラの常連客のオヤジに偶然出会った。いつもこの大人たちを自分が騙していたつもりでいた、でも本当は、大人たちが騙されていてくれたのが分かった。6月、隣のクラスのヒトミ(菊地百合子)が自殺未遂を起こした。フランス人の彼にふられたのが理由だった。ヒトミはその外見のかわいらしさや感情表現のストレートなところから、クラスの女子から嫌われていた。ヒトミはアコに友情を求めるが、アコは助けを求められても何もすることができなかった。感情をまっすぐに表現するヒトミがアコにはうざかったが、それは自分にはないもので、本当はうらやましくもあった。夏になってリョウが学校を休むようになった。そしてそのままリョウは、学校を辞めた。何度も携帯を鳴らしてみてもリョウはでなかった。ちょうど同じ時期、バイト先のカフェも店長が旅に出てしまい、いきなり閉店してしまった。2月、ヒトミも学校を辞めた。せっかく覚えたフランス語だから留学してみると、フランスへ旅立った。リョウからも葉書が届いた。いまはイギリスで幸せに過ごしていると書いてあった。みんな自分の居場所を求めて旅立っていった。何かが変わりはじめていた。もうすぐ卒業、アコはいつまでもこのままでいられないことはわかっていた 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2001年
製作国 日本
配給 スローラーナー
上映時間 72
公開日 2003年6月21日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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