「Rodeo Drive〈ロデオドライブ〉」(2003)

【DVD発売中】

85点85
自主映画シーンで注目を集めてきた新鋭、加納周典の手による犯罪群像劇。もつれゆく人間模様をとらえたスリリングな展開に加えて、暴走するチンピラを演じた北村一輝の怪演も見もの。

あらすじ

興信所勤めのしがない探偵・ミノル(佐伯太輔)は、家出娘カナ(中村優子)の捜索を依頼される。カナの父親(中丸新将)はヤクザの親分、トラブっては大変と神妙に仕事に取りかかるミノルだが、気配りに異様な執着をみせるハラダ(松田賢二)が、用心棒としてくっついてくる。カナは案外簡単に見つけることができたが、気の強い彼女はミノルたちの言うことなどてんで聞かず、ミノルをボコボコにする。逆上したハラダはカナを気絶させ、ミノルはハラダとカナを連れて愛車で逃亡する羽目に。カナの友人ナツキ(清水あき)がそれを追う。一方、ミノルのチンピラ仲間でヤク中のケン(北村一輝)は、街金のトミー(松重豊)に莫大な借金を負っていた。取立て屋サエキ(正木蒼ニ)がケンを訪れ、少しでも借金を回収しようと懸命に説得するが、ケンは訳の分からないなり理論をまくしたてて煙に巻く。行動も思考も支離滅裂なケンと、逃亡中のミノルは運悪く出くわしてしまう。ほかにあてもなく、気絶したカナを連れてケンの元に転がり込むミノルとハラダ。しかし、ケンは2人が目を離したすきに、カナをレイプしてしまう!! ミノルは事態の悪化ぶりにぶち切れ寸前。全てを警察に話すと息巻くが、ケンの一撃で呆気なく気絶してしまう。そしてそのとき、ケンの脳裏にある計画が浮かび、彼はハラダとともに部屋を後にするのであった。そこにやってきたのが、自ら借金を取り立てにやってきたトミー。気がついたカナはトミーに助けを求めるが、その傲慢な態度にぶち切れたトミーは彼女を殴り倒して去ってしまう。一方、ケンはカナを誘拐し、父親であるヤクザの親分から身代金をせしめようとしていた。ハラダは受取り場所に向かうが、カナが車から飛び降りてしまう。助けようと追ってきたナツキの車はカナを避けられず……。そこへ、ケンのおかげでトミーに殴られヤケっぱちになったサエキが、ある物を持って通りかかる。いっぽうナツキから助けを求められたカナの恋人マオ(須田真魚)は、救出に向かう途中で警官に犯人と間違われ、しつこく追いかけ回される。偶然大金を手に入れたハラダが戻ってくると、そこにはケンに拳銃を向けるミノルの姿が。そこへマオと警官も駆け込んでくる。そしてさらに借金の取立てにきたトミーも巻き込んで、事態はもはや収束不可能に! はたして、最後に笑うのは! 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 ケイエスエス
上映時間 87
公開日 2003年6月14日(土)公開
カテゴリ アクション
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