「さよなら、クロ」(2003)

【DVD発売中】

72点72
高校に迷い込んだ野良犬・クロがそのまま校内に住みつき、12年もの時を生徒たちと共に過ごす。そんな嘘のような実話を、温かいタッチで映画化した感動作。クロの存在に励まされ勇気づけられながら成長していく生徒たちを、妻夫木聡、伊藤歩らフレッシュな面々が好演。少年から大人へ成長を遂げていく生徒たちと対照的に、年老いていくクロの姿が涙を誘う。

あらすじ

60年代の松本市。飼い主の女の子に愛されながらも捨てられた一匹の犬が、学園祭で賑わう秋津高校に迷い込んだ。クロと名付けられたその犬は、以来、用務員室に住みつくと、校内を自由に闊歩し、夜になると守衛さんの夜警に付き添い、時には職員会議にまで参加し、人の気持ちが分かる番犬として愛されるようになる。そんなクロが命を救ったことがあった。それは、一番懐いていた3年生の亮介の、親友で恋のライヴァルでもある孝二がバイク事故で還らぬ人となった時。その直前、彼から想いを告白されたものの交際を断っていた雪子が、自責の念から自殺しようとしたのを思い留まらせたのだ。十年後である。旧友・守の結婚式に出席する為に帰郷した亮介が、クロが病気にかかっていることに気づいた。手術をすれば治るが、それは老犬のクロには体力的な負担を強いる。しかし、在校生たちの募金運動などの熱意によって、獣医である亮介は執刀を決意。果たして手術は成功し、退院したクロは住み慣れた学校で余生をのんびりと過ごすのだった。数ヵ月後、クロが他界した。講堂で執り行われた葬儀には多くの弔問客が訪れ、その中には東京から駆けつけた亮介の姿もあった。そして葬儀の後、クロに沢山の生きる勇気を貰ったことを再確認した亮介と雪子は、孝二の死で伝えられなかったお互いの思いを伝え合い、共に生きてゆくことを誓うのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2003年
製作国 日本
配給 シネカノン=電通=アーティストフィルム=ハピネット・ピクチャーズ=衛星劇場
上映時間 109
公開日 2003年7月5日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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