「余命」(2008)

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「海猫」などの人気作家、谷村志穂の同名小説を『手紙』の生野慈朗が映画化。待ち望んだ子供を生むか、がんの治療に専念するか? つらい選択を迫られた女性の生き方を通して、命の尊さを浮き彫りにする感動作だ。母として女として懸命に生きる主人公を松雪泰子が熱演。その夫に椎名桔平が扮し、見守ることしかできない男の複雑な心情を表現する。

あらすじ

大学病院に勤める38歳の外科医・百田滴(松雪泰子)は結婚10年目の記念日に、夫・良介(椎名桔平)との子供を授かったことを知る。滴は10年前に乳癌で右胸を全摘出し、子供を諦めていただけに、喜びも一入だった。ある日、滴は右胸に赤い斑点を見つける。自分で検査をした結果、炎症性乳癌の再発だった。子供を産んで寿命を縮めるか、子供を諦めて治療に専念するか、滴は選択を迫られる。出産を反対されると思い、良平には再発を告げられない。滴は休暇を取り、亡き母の故郷・奄美へ、良介と一緒に向かう。奄美では、従姉妹のひかり(市川美和子)の家族らが滴たちを温かく迎える。奄美の自然に触れ、美しい夕日を前に、滴は1人で病に立ち向かう決心をする。東京に戻った滴は病院に辞表を出す。良介もかつては医者を目指していたが、今はフリーカメラマンとして不安定な生活を送っていた。将来の不安から、滴は良介に辛く当たってしまう。気まずいまま、良介は長期の仕事で遠い離島へ旅立つ。出産予定日の半月も前に滴は破水する。良介と連絡が取れないまま、滴は1人で男の子を出産する。元同僚・保井(奥貫薫)や、夫婦の友人である秀美(宮崎美子)と晃三(二階堂智)の吉野夫妻に支えられながら、滴は良介の帰りを待つ。ようやく良介が帰ってきたときには、滴はすでに病魔に倒れ、入院していた。良介は自分に病気のことを言わなかったことを責めるが、滴の素直な思いを優しく受け止める。2人は子供を“瞬太”と名付け、滴の最期の日々を奄美で過ごす。数年後、中学生になった瞬太(林遣都)は、奄美で母と同じように夕日を見ている。良介は医師となり、瞬太を見守っている。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2008年
製作国 日本
配給 S・D・P
ヘッド館 新宿バルト9、丸の内TOEI(2)
上映時間 131
公開日 2009年2月7日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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