「ホームレス中学生」(2008)

画像

【DVD発売中】

64点64
お笑い芸人、麒麟の田村裕が自らの半生を綴ったベストセラーが映画化。突然の家族の“解散“をきっかけに、中学生にして住む場所を失い、家族と離れ、ひとりで近所の公園で寝泊りするようになった主人公の日々が綴られる。「笑えるのに泣ける」と評されたエピソードの数々を、小池徹平、イッセー尾形、田中裕子ら多彩なキャストで描いていく。

あらすじ

大阪の中学校に通う田村裕(小池徹平)は、明るいクラスの人気者だった。中2の夏休みを迎えるにあたって、気になる同級生の女の子からデートにも誘われた。有頂天となる裕だが、集合住宅の自宅に帰って愕然とする。ドアの前には黄色いテープを張られて、放置された家具は押さえ物件となっていたのだ。兄の研一(西野亮廣)や姉の幸子(池脇千鶴)も帰宅して呆然とする中、自転車でやってきた父である一朗(イッセー尾形)が、家族の解散を宣言する。兄や姉の心配を振り切った裕は、ひとりで生きていこうと決意する。ホームレス中学生となった裕の住居は、公園の滑り台だった。空腹は水を飲んで凌ぐ。近所に住む子供たちとはバトルを繰り返す。時には研一がアルバイトしているコンビニエンスストアを訪ねて、弁当を御馳走になる夜もあった。ある日、裕は親友のよしや(柄本時生)と顔を合わせる。裕を気づかったよしやは、自宅に彼を連れて行った。よしやの母である道代(田中裕子)と父の正光(宇崎竜童)は、家族同然に裕を迎え入れた。その気持ちの温かさに、涙を堪えきれない裕。バラバラに暮らしていた裕と研一と幸子は、よしやの両親と民生委員のスミ子(いしだあゆみ)の配慮で、ボロアパートに三人で住むことになる。そんな心遣いに感謝しながら、新たな田村家の生活がスタートした。どんなに貧しくても、兄弟三人が団結すればやっていける。そう考えながらも、短期間でハードな経験を経てきた裕は疲れていた。家族って何なのだろう? 裕の疑問は止まらなかった。そのうち、裕たちのために援助を惜しまなかったスミ子が脳溢血で倒れて、急逝する。その悲しみの中で、裕は7年前に亡くなった母親・京子(古手川祐子)のことを思い出す。母がいたから、現在の自分もあるのだ。その真理に気がついた裕は、もういちど明日から生き直そうと心に誓った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2008年
製作国 日本
配給 東宝
ヘッド館 全国東宝系
上映時間 116
公開日 2008年10月25日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する