「岸和田少年愚連隊・望郷」(1998)

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50点50
第2作「…血煙り純情篇」に続き三池嵩史監督が手がけた人気シリーズ第3作。今回は、主人公リイチの小学生時代にスポットを当て、破天荒な父親の生き様と共に描いていく。

あらすじ

1957年、東の果て・岸和田にひとりの赤ん坊が生まれた。名前は中場リイチ。ごんたくれのお父んが麻雀でリーチをかけた時につけた名だ。そんなリイチが小学校6年生になった1969年は、アポロが月面に着陸するなど、まさに激動の時代だった。そして、リイチもまた時代にとり残されたような町でケンカや悪さに明け暮れる激動の少年時代を送っていた。頭の中はいつも男と女のモジャモジャのことで一杯、酒を飲んでは授業中に吐き、急遽家庭訪問にやってきた美人の伊藤先生の前では平気で親子喧嘩を始める始末。ある日、ストリッパーのアケミを連れて酔って帰ってきたお父んに愛想を尽かしたお母んが家を出て行ってしまった。平然としているお父んとお祖父んに、リイチも家を飛び出して伊藤先生のアパートへ押しかける。ところが、彼はそこで先生が恋人のことで悩んでいる姿を見て、立派な男になることを決意すると、悪友の小鉄とガスと3人で四国の足摺岬へ修学の旅に出るのだった。しかし、あまりの遠さにあっさり断念。家出していた筈のお母んに迎えにきてもらうことになってしまう。何かでかいことをしなければいけない。リイチは、川でクレヨンを探す小鉄のボケた祖母のために夏休みの工作を始めた。一等の金賞にはクレヨンが授与されるのだ。宿敵・定を丸め込み、大きなアポロの模型を完成させたリイチたちは見事金賞を勝ち取る。しかし、賞品のクレヨンを渡そうとした時、祖母は既に亡くなった後だった。年が明けて1970年、リイチが脅迫したお陰で(?)伊藤先生も恋人とうまくいっているようだ。そんな時、東京で学生運動に参加していたお父んがふらりと家に帰ってきた。しかしその後すぐ、またしてもお母んが家を出て行ってしまう。「男と女モジャモジャはまっこと分からない。何度同じことを繰り返すのだろうか」そんなリイチも、やがてチューボーとなった。何も変わらないようで、リイチも岸和田も何かが確実に変わりつつあった…。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1998年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 92
公開日 1998年9月26日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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