「犬と私の10の約束」(2008)

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59点59
犬が人間に望むことを綴った作者不詳の短編詩『犬の10戒』を基に製作された感動のドラマ。一匹の犬とひとりの少女が送る長い年月と、そこに起こる出来事を通して、人間と犬のかけがえのない絆を描き出している。田中麗奈、加瀬亮、福田麻由子ら出演陣と愛らしい犬の共演のほか、『四月の雪』のチョ・ソンウが手掛ける音楽にも注目したい。

あらすじ

函館で暮らすあかり(福田麻由子)は、大学病院に勤める父の祐一(豊川悦司)と母の芙美子(高島礼子)と3人で暮らしていた。ある日、そんな斉藤家に新しい家族がやってきた。それは仔犬のゴールデンレトリバーだった。その犬は前足の片方が靴下をはいたように白いという特徴から“ソックス”と名付けらた。芙美子は「私と気長につきあってください」から始まる“10の約束”をあかりに教える。「私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください」……。その頃から、芙美子は体調を崩して、入退院を繰り返すようになる。母を慮って暗くなるあかりの心情を照らしてくれるのは、ソックスの存在だった。そして、母との永遠の別れの日がやってくる。悲しみに浸るあかりを、クラシック・ギタリストを目指す星進(佐藤祥太)も励ましてくれた。そんな彼がパリ留学する日も、祐一の仕事の都合で見送ることができなかった。大学病院での仕事とあかりを天秤にかけた祐一は、辞表を出して開業医の道を選ぶ。それから7年、22歳になったあかり(田中麗奈)は、大学の獣医学部を経て獣医として就職する。ギタリストとして帰国した進(加瀬亮)とも再会を果たし、二人は恋に落ちた。そんなある日、交通事故に遭った進は後遺症で指を自由に動かせなくなってしまう。あかりのことも避けるようになった進のもとに、ソックスが訪れる。セラピードックとしての資質を持つソックスは、ささくれた進の心情を癒して、再びギターを演奏できる身体にした。とはいえ、社会人としても忙しくなったあかりはソックスと過ごせる時間も限られてきた。犬の寿命は、約10年。老いたソックスは、臨終の日を迎えようとしていた。命が燃え尽きようとするソックスを見守るあかりと進。昇天するソックスの身体を抱きしめて号泣するあかりの頭の中では、これまでソックスと過ごしてきた幸福な日々が走馬灯のように駆け抜けるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2008年
製作国 日本
配給 松竹
ヘッド館 丸の内ピカデリー2他
上映時間 117
公開日 2008年3月15日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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