「グミ・チョコレート・パイン」(2007)

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69点69
ミュージシャンだけでなく作家としても活動を続ける大槻ケンヂの人気小説を、小説内に登場する人物のモデルにもなっているケラリーノ・サンドロヴィッチ監督が映画化。取り得も将来の展望も何もない冴えない高校生、賢三が仲間たちや同級生、美甘子と関わる中で少しだけ成長する物語が描かれる。電気グルーヴが担当するテーマ曲にも注目したい。

あらすじ

2007年の東京郊外、会社をクビになり実家へ帰ってきた賢三(大森南朋)は、放ったらかしになった手紙の束の中に、「山口美甘子」と署名された一通の手紙を発見する。「あなたのせいなのだから」と一行だけ書かれたその手紙は、一年前に自殺した高校時代の同級生・美甘子から届けられたものだった。37歳になった賢三は、知らぬ間にこの世を去った美甘子の面影とともに、21年前の冴えなかった高校生時代を思い出す…。高校2年生の賢三(石田卓也)は、親友のカワボン(森岡龍)、タクオ(金井勇太)とともに、悶々とした日々を送っていた。自慰行為にふけり、夜な夜な3人で集まっては、酒を飲み、アンダーグラウンドなロックを聴く。くだらない話題で盛り上がるクラスの低俗なヤツらを尻目に、「オレはアイツらとは違う」と思いながら、結局のところ何をやればいいかは全然わからない日々を過ごしていた。学校一の人気者・美甘子(黒川芽以)に憧れを抱くものの、賢三は彼女と目を合わせることすらできない。趣味の名画座巡りをしていた賢三は、ある日、薄汚い映画館の中で偶然に美甘子を見かける。しどろもどろになりながら、なんとか彼女と会話することに成功した賢三は、美甘子は自分と同じ側の人間じゃないかと漠然と感じる。そして、相変わらず夜な夜な酒を酌み交わす賢三とカワボンとタクオは、通販で買ったノイズバンドのビデオを見ながら、周囲のヤツらを見返すため、遂にバンドを組むことを決意する。彼らは雑誌のメンバー募集を見て加わった山之上(柄本佑)とともに、夢の初ライヴへ向けて始動する。一方、名画座で再び美甘子と出会った賢三は、マニアックな映画談義で彼女とすっかり意気投合し、美甘子への想いをさらにさらに深くするのだった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 東京テアトル
ヘッド館 テアトル新宿
上映時間 125
公開日 2007年12月22日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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