「結婚しようよ」(2008)

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71点71
「家族揃って夕食を囲むのが一番の幸福」という父親が家族のために奔走するホームドラマ。『結婚しようよ』や『今日までそして明日から』など吉田拓郎のヒット曲に乗せ、失われつつある家族の絆が描く。『半落ち』や『出口のない海』など、人間ドラマに定評のある佐々部清が監督を務め、三宅裕二が家族を想う団塊世代の父親役を好演している。

あらすじ

不動産会社に勤めるサラリーマン・香取卓(三宅裕司)の家では、毎日欠かさず家族全員で夕食を共にする習慣が守られていた。仕事帰りの駅前広場で、卓が吉田拓郎を歌う若者バンドに合わせて口ずさんでいた時、木村充(金井勇太)という青年と知り合う。卓は、香取家の習慣に不思議がる充を食事に誘った。妻・幸子(真野響子)、長女・詩織(藤澤恵麻)、次女・歌織(AYAKO)、そして卓と充が食卓を囲む。充は阪神大震災で家族を失い上京、今は蕎麦打ち職人を目指しているという。そんな充に、詩織が同情を寄せる。一方、歌織はスターを夢見てバンド仲間3人と活発に動き回っていた。ある日、卓は顧客の菊島夫妻から老後の田舎暮らしに適した物件を頼まれ、山間の古い家を紹介する。契約が成立し、早速、卓は湧き水の水路作りを提案した。そんな中、歌織のバンドがライブハウス「マークII」のオーディションに合格。オーナーの榊健太郎(岩城滉一)は、若い頃、卓とデュオを組んで歌っていた仲間で、当時の卓のものと同じギターを持つ歌織が、卓の娘と知り驚く。そして、歌織は「マークII」での父と母の出会いや、父が歌を諦めた事情を知る。詩織が手作り弁当を持って、蕎麦屋で修行中の充を訪ねたその帰り道、充は詩織にプロポーズをする。歌織もライブハウスで榊やバンド仲間と夕食。帰宅しない娘二人に卓は激しく怒り、幸子にも八つ当たりした。翌日、詩織と結婚したいと言う充に、卓は思わず手を挙げてしまう。歌織のバンドデビューの日。卓と幸子は榊から招待を受け、娘の歌と演奏に二人の青春の日々が甦る。やがて菊島夫妻宅の水路が完成。菊島邸に香取家の全員と充、榊らが集まり、ここで卓と充がめでたく和解した。「マークII」で充と詩織の結婚式が行われ、今まで式を挙げていなかった卓と幸子も皆の祝福を受ける。吉田拓郎の「結婚しようよ」を歌う卓の目には大粒の涙が溢れていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2008年
製作国 日本
配給 松竹
ヘッド館 東劇他
上映時間 119
公開日 2008年2月2日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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