「青空のルーレット」(2007)

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【DVD発売中】

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高層ビルの窓拭きで生計を立てながら、それぞれの夢を追いかける若者たちを描く辻内智貴の同名小説を映画化。塩谷瞬、貫地谷しほり、高岡蒼甫ら若き俳優陣が不安定な環境の中で挫折を恐れずに夢に向かって疾走する若者たちの心情を見事に体現している。小型カメラを用いて撮影された臨場感あふれる高層ビルの窓拭きシーンも見どころのひとつだ。

あらすじ

ビルの清掃会社で働くタツオ(塩谷瞬)、勇介(忍成修吾)、一馬(川村陽介)、工藤(脇知弘)、そして萩原(嶋尾康史)。彼らはそれぞれに自分たちの夢を持ちながら仕事に励んでいた。若者たちの間でただひとり40歳になる萩原は、作家になる夢をあきらめきれず、仕事の合間にコツコツと文章を綴ってはコンクールに応募し続けている。そんな彼を最愛の妻・恵子(鈴木砂羽)が優しく支えていた。タツオと勇介は、仕事の後にキャバレー白鳥で演奏のバイトを続けている。音楽事務所にデモテープを送って売り込みもしているが、なかなか認められない。そんなある日、公園で演奏の練習をする彼らの前で、瞳をきらきらさせて涙を流している女性(貫地谷しほり)がいた。耳の聞こえない彼女は全身で音楽を感じて感動していた。タツオは、彼女が数日前に、清掃先のビルの一室でぶつかったOL・加奈子だと気付く。その日からタツオと加奈子のほのかな交流が始まった。一方、一馬は白鳥のホステス・シルビア(中島知子)を一途に想っていた。年上の彼女との結婚を夢見て仕事にも力の入る彼だったが、萩原、工藤と3人で組んだ清掃の仕事で、思いがけず転落事故を起こしてしまう。病院に運ばれた一馬を心配して、タツオや勇介も駆けつけた。幸い大事には至らなかったものの、この事故で、日頃から萩原を目の敵にしている専務の奥田(平田満)が怒りを爆発させた。いつもなら黙って従う萩原も、あまりに無礼な奥田の言葉に、堪忍袋の緒が切れる。彼は、一馬への責任もあり、小説はそれからでも書けると自分に言い聞かせながら、清掃会社を立ち上げることを決意。皆の気分が高揚する中、タツオと勇介にもオーディションの誘いがやってきた。オーディション当日は、萩原の新たな出発の日でもあった。皆の夢が叶うと思ったその日、事件が起きる……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 パンドラ
ヘッド館 テアトル新宿
上映時間 103
公開日 2007年11月3日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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