「鳳凰 わが愛」(2007)

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【DVD発売中】

48点48
20年時代の中国を舞台に、中国人に育てられた日本人、劉浪と監獄で知り合った中国人女性、周紅の数十年にも及ぶ激動の愛の行方が描かれる。主演の中井貴一が全編中国語での演技に挑むだけでなく、自らプロデュースも行い、脚本やセット・デザインにも積極的に参加するなど、高い意欲を見せている。ヒロイン周紅を演じるのは中国4大女優の1人、ミャオ・プゥ。

あらすじ

1920年代、中国。恋人を助けるために些細な諍いからあやまって怪我を負わせ、懲役15年の刑に処せられたリュウ・ラン(中井貴一)は、服役中、辱められた恋人の死を知る。愛する人と生きる希望を失ったリュウ・ランは、恋人を死へと向かわせ、自分を刑務所へと追いやった男への復讐を誓う。ある日、リュウ・ランは、男女混合の懲罰の場で、暴力に耐えられず夫を殺してしまった女囚ホン(ミャオ・プゥ)と出会う。夫の子供を妊娠していたことで死刑を免れた彼女も、飛び降り事件を起こすほど絶望の淵にいた。境遇が似ていた二人は、懲罰の作業を共に行う日々の中で、心と心を近づけていく。直接言葉を交わすことのできない刑務所の中で、リュウ・ランはホンのために鳳凰を彫り、愛を伝える。囚人仲間のリアン(グォ・タォ)は、少しでも二人の距離が近くなるように手を尽くす。希望を失って日々を送る囚人にとって、二人の恋が奇跡に思えた。囚人仲間にもちかけられ脱獄を図るリュウ・ランだったが、涙をためて止めるホンの姿を見て、真に、そして永遠に一緒になるために、最後まで罪を償うことを決意する。1931年、満州事変が起こり、リュウ・ランたちの刑務所も日本人の配下となった。リュウ・ランは、自分が日本語を話せない中国残留孤児であることの思いを強くする。そして、日中戦争へとつながる激動の時代に翻弄されながらも、愛を深めていた二人がお互いの想いを確認できた矢先、男女分離収監が決定、女囚は別の刑務所に搬送されることになる。突然の別れに悲しみを抑えきれない二人。ホンは、リュウ・ランが出所する日を待っている、と叫びながら去る。1945年、終戦。月日が流れ、リュウ・ランには恩赦がで、ホンは地震で崩壊した刑務所の唯一の生存者として、共に出所していた。しかし、互いを探し出す手がかりは乏しかった。三十年もの月日を経ても変わることのなかった愛の果てに待ち受けていたものは……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本=中国
配給 角川映画
ヘッド館 恵比寿ガーデンシネマ
上映時間 121
公開日 2007年11月3日(土)公開
カテゴリ ラブ・ストーリー
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