「たとえ世界が終わっても」(2007)

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【DVD発売中】

72点72
東京・下北沢にある短編映画専門館トリウッドで記録的なヒットを飛ばした『演じ屋』シリーズの野口照夫監督が、満を持して初長編作品を完成。人生に絶望していた女が身寄りのない孤独な男と出会ったことをきっかけに、新たな人生を歩み出す物語。海外作品の出演も決定している期待の新人女優、芦名星が初主演を務める。共演は大森南朋やTEAM NACSの安田顕。

あらすじ

余命数年と医者に宣告され自暴自棄になっている宮田真奈美(芦名星)は、インターネットで集団自殺をしようと考える。が、集まってきたあとの3人はみんなTVの最終回が見たいとか、ダイエットの為に我慢していた夜中のラーメンを食べたいとか、ボーリングでストライクを出したいとか好き勝手なことばかりしていていっこうに自殺する気配がない。それどころか、夜が明ける頃にはみんな自分の生活に戻っていった。会社の屋上から飛び降りようとした真奈美の前に、自殺サイトの管理人・妙田(大森南朋)が現れる。そして「あなたに助けてもらいたい人がいる、その人を助けてくれたら苦しまずに死ねる薬をあげる」と囁き、去っていく。マンションの鍵を妙田が持っているという電話を受け、妙田の管理するボロアパートを訪ねる真奈美。妙田は「懐かしいでしょ? みんなここに帰ってくるんです。昔ここに住んでいたから」と不思議なことを言う。そこへたまたま入ってきたアパートの住人でカメラマンをしている長田寛治(安田顕)を紹介される。そして妙田はこっそりと真奈美に「彼と結婚して欲しい。そしたら薬を渡すよ」ととんでもない交換条件を出してきた。長田は肺がんを患っているものの親から勘当され身寄りがなかった。生命保険金を彼にあげてくれというのだ。無駄な命だというならその命で彼の命を救って欲しいと頼まれる。悩んだ末、真奈美は引き受けることにする。妙田から、結婚してすぐに死ぬのも不自然だから結婚生活の証拠を残そうと提案される。証拠の写真を撮るため小旅行に出る3人。しかし妙田は途中二人を置き去りにして帰ってしまう。置き去りにされた場所こそ長田がずっと帰れなかった故郷だった。幼なじみとの再会、長田の幼い時の記憶を辿りながら、田舎の町並みを巡る旅。友人の計らいと真奈美の機転によって長田はとうとう実家の両親に会うことが出来た。両親もふたりを優しく受け入れ、長年のわだかまりが解けていくのだった。偽装結婚から始まったふたりはいつしか本当の夫婦のように心を通わせていく……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 アルゴ・ピクチャーズ
ヘッド館 ユーロスペースにてレイトショー公開
上映時間 98
公開日 2007年8月25日(土)公開
カテゴリ ラブ・ストーリー
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