「7月7日、晴れ」(1996)

65点65
超人気アーティストと平凡な会社員の恋を描くラブ・ストーリー。仲間とキャンプに来ていた健太は、突然、現れた美少女に“今度デートしよう“と電話番号を手のひらにメモされる。町に戻った健太はその少女が国際的な超メジャーアーティスト・望月ひなたであることに気がつく。半信半疑で電話をしてみると、ひなたは約束の場所にリムジンに乗ってやって来た。ひなたは誕生日の7月7日に一度も天の川を見たことがないと言い、健太はキャンプにひなたを誘うのだが……。全編に、DREAMS COME TRUEの音楽が前編を彩っている。

あらすじ

仲間たちとキャンプへやって来た健太は、ひとりで渓流釣りをしていた時、ひとなつこそうな笑顔の美少女と出会った。東京に戻った健太は、その少女が今をときめく世界的アーティスト・望月ひなただったと知って驚く。後日、再会した健太とひなたは、東京でのデートを通じて次第にひかれ合っていく。ひなたが7月7日生まれなのにまだ一度も天の川を見たことがないと知った健太は、彼女をキャンプに誘う。その夜、ひなたは生まれて初めて見る本物の天の川に感動し、来年の七夕も一緒に天の川を見ることを健太と約束した。健太の勤めるパシフィック自動車の宣伝部長・岸和田は、偶然に健太とひなたが懇意であると知って、新型RV車の発表会にひなたを担ぎ出そうと画策していた。そうとは知らない健太は何げなくひなたを発表会に呼ぶが、まんまと利用されて、ひなたは発表会のステージに立たされる。ひなたのマネージャー・三ツ木は、これまで築き上げてきたひなたのイメージを傷つけられたしたとして、ひなたの前から姿を消すように健太を脅した。健太の身を案じたひなたは、クリスマスの夜に自ら別れを告げるのだった。半年が過ぎ、約束の7月7日、ひなたは再び活動の拠点を海外へ移すべく、日本での最後の仕事となるFMの生番組に出演していた。あらかじめ用意された台本を淡々と読んでいたひなたは、都会の夜景を天の川になぞらえた話の途中で、突然、「本当の天の川はこんなものじゃない」と自分自身の言葉で語り始めた。涙声で健太との約束について話すひなたは、本物の天の川を見るために「明かりを消して」とリスナーに呼びかける。「会いたい…」とひなたが健太への想いを口にした時、奇跡が起きた。あらゆる明かりという明かりが一斉に消され、真っ暗になった大都会の夜空に天の川が浮かび上がったのだ。放送を聞いていた健太はひなたの元へ駆け付け、ふたりは都会の闇の中で再会する。まるで、牽牛と織女のように。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1996年
製作国 日本
配給 フジテレビジョン
上映時間 109
カテゴリ ラブ・ストーリー
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