「俺は、君のためにこそ死ににいく」(2006)

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【DVD発売中】

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太平洋戦争の末期、捨て身の攻撃を仕掛ける特別攻撃隊員に“特攻の母“と慕われた実在の女性・鳥濱トメの視点を通して、大空に散った特攻隊員たちの姿を描く青春群像劇。生前の鳥濱と長年親交のあった、東京都知事で作家の石原慎太郎が製作総指揮と脚本を担当。主演は大女優・岸惠子が務め、徳重聡や窪塚洋介など若手俳優たちも熱演を披露している。

あらすじ

昭和19年秋。太平洋戦争で圧倒的に不利な戦況に陥っていた日本軍は、米軍を阻止すべく苦汁の選択をする。それは大西瀧治郎海軍中将(伊武雅刀)の提唱の下、戦闘機に爆弾を搭載して敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成することであった。しかしマニラを陥落させた米軍は日本攻略に手をつけ、昭和20年春、沖縄に上陸。鹿児島県の知覧飛行場は、沖縄を死守するための陸軍の特攻基地となった。軍指定の富屋食堂を構え、若き飛行兵たちから母のように慕われていた鳥濱トメ(岸恵子)は、複雑な想いを胸に秘めながらも彼らを見守り続けるしかなかった。ある時は、特攻出撃の旨を家族に伝えるようにトメに頼みに来た坂東少尉(窪塚洋介)のために、慣れない手紙を書く。また、朝鮮人でありながら特攻に志願した金山(前川泰之)は、差別や偏見なく接してくれたトメに感謝を込めて祖国の歌『アリラン』を歌った。田端少尉(筒井道隆)や、隊長の中西少尉(徳重聡)は恋愛と任務の狭間で揺れるが、そんな彼らもトメは優しく見守り、時には憲兵大尉に食い下がることもあった。いよいよ特攻隊の出撃前夜。死を前にした隊員たちは、人生最後の夜をそれぞれ厳かに過ごしていく。河合(中村友也)はトメに、自分は蛍になってここに戻ってくると言って微笑んだ。そして翌朝、特攻隊は大空へ旅立っていった。昭和20年8月15日、日本は終戦を迎えたが、特攻で生き残った者たちやトメの心の中では、戦争から受けた試練は今も続いているのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2006年
製作国 日本
配給 東映
ヘッド館 丸の内TOEI(1)他
上映時間 140
公開日 2007年5月12日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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