「あひるのうたがきこえてくるよ。」(1993)

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野田知佑の原案による椎名誠の短編小説『アヒルの飼育』を、山村の美しい自然の景観をバックに映画化。都市生活に疲れた男が、旅の途中に出会った3匹のアヒルの子を従え、湖畔にテントを張ってキャンプ生活を始める。村人との交流も始まり、小事件が起こる。やがてアヒルの子が湖に巣立つ時、男もまた思い出を残して旅立つ。“コンバットツアー“と称する地方巡業風の映画興行が、前作「うみ・そら・さんごのいいつたえ」に続いて成功した。DVDは「ホネ・フィルム式活動寫眞全記録 椎名誠 DVD-BOX」に収録。

あらすじ

春。山奥の湖畔の村に、都会を脱出した男・梶良介がふらりとやって来た。途中拾った三羽のアヒルをバケツに入れて、彼は湖のほとりでキャンプ生活を始める。ひと癖ある郵便配達人の堀内はそんな彼を最初うさんくさ気に見るが、彼が元教師であることを知ると積極的に湖の貸しボート場の管理人の職を紹介する。こうして村に住みつき、アヒルを飼育し、カヌーを漕ぐ彼の元に、わんぱく少年の風太や食堂の人妻・元同僚の木島一家や梶を追ってきた妻淳子らが訪ねてくる。……月日とともにアヒルたちはすくすく育ち、次第に自立の時を迎え始めた。村祭りの喧噪とともにやって来た夏のある日、梶はカヌーを風太に残して、また新しい旅へと村を後にするのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1993年
製作国 日本
配給 パイオニアLDC=ホネ・フィルム
上映時間 104
カテゴリ 人間ドラマ
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