「NARA:奈良美智との旅の記録」(2007)

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【DVD発売中】

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世界が注目する美術作家・奈良美良とクリエイティブユニットgrafが、世界各地の旅を経て、2006年夏、奈良の故郷・弘前の古いレンガ倉庫に「A to Z」という展覧会の形で架空の街を誕生させるまでの420日間に完全密着したドキュメンタリー。長い道のりの間の笑いと涙とさまざま出会いの軌跡の中に、これまでドキュメンタリー取材を断ってきた奈良美良の素顔が浮かび上がる。

あらすじ

アーティスト・奈良美智。彼は、一人でずっと絵を描いていた。そんな彼が、はじめて「誰かと一緒に作りあげた」ときに生まれたもの。<2005年6月、韓国・ソウル>『Yoshitomo NARA From the Death of My Drawer』Rodin Gallery。ギャラリー前にできた長蛇の列を眺める奈良。彼は韓国でも人気者だ。ギャラリー内でのティーチ・インで作品について素直な思いを語る奈良の姿に歓声をあげる観客たち。その夜開かれたファンの集い。「結婚はいつですか?」…次々と質問が寄せられる中、7歳の少女からの質問が読み上げられた。「美智アジョシ(おじさん)、美智アジョシ…。悲しいときは、おじさんの名前を呼びます」その帰路、彼はつぶやいた。「あの中で純粋に僕の絵を見てくれていたのは、あのちっちゃな女の子だけだったかもしれない…」―青森県・弘前市。地元の友人のラジオ番組に出演し、来年の『AtoZ』へ向け、ボランティア募集をする奈良。<2005年8月、東京・奈良のアトリエ兼自宅>バックミュージックはパンクロック。新作を描くため、真っ白な紙に向かう。徐々に少女の姿が浮かび上がっていく。下書きはしない。たくさんの色が塗り上げられていく。遠くから眺めたり、近づいたり、悩みながら制作をする奈良。韓国の女の子にもらった絵を自分の絵の横に貼り、気合を入れ直してまた描き始める。“ならよしとも様 私によろこびをくださってありがとう セヒより”韓国から手紙が届く。差出人は韓国の女の子の母親だった。<アメリカ・ニューヨーク>少女に勇気をもらい描き上げた絵は、ニューヨークのギャラリーに展示された。アートの中心地、ニューヨークでも奈良は注目を浴び続ける。絵だけではなく、彼のアトリエのような空間を作り出した展示形式も話題を集めている。アトリエのような空間…それは、小さな木造の小屋だった。初めて小屋を作ったのは12年間のドイツ生活から戻った後のこと。「思ったよりも自分が知られている」ことをプレッシャーに感じ始めた奈良はラフに書いた落書きやスケッチをボロいコンパネで囲った小屋に展示した。(2001年 横浜美術館)「確かなところに帰りたかった」「自分が一番居心地のいい空間に戻りたかった」それが奈良の小屋作りの原点となった。それから、長い旅の中で彼はいくつもの小屋を作った。それは彼が思い描く展示のための理想の空間。けれども、ひとりでは決して実現できなかったもの。<イギリス・ロンドン>ロンドン郊外で古い小屋を撮影する奈良と、旅の同行者、graf豊嶋秀樹(大阪を拠点に活動するクリエイティブユニットgraf創設メンバーの一人)。奈良のアイデアを共に膨らませ、形にしてくれる小屋作りに欠かせない仲間。奈良と豊嶋は、共に小屋を作り、ビールを飲み、語り合い、笑いあう。それは、小学校や中学校の頃初めて友達ができたときの感覚に近いものだと奈良は語る。ひとりで作るときとは違う、完成したときの喜び。湧き上がってくる、今までになかった感情、喜びを共に分かち合うということ。<横浜、『横浜トリエンナーレ2005』山下ふ頭>来る日も来る日も奈良は、grafメンバー、そしてボランティアスタッフと一緒に作業をする。彼らは今までに作ったこともない巨大な小屋作りに挑むが……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 東北新社
ヘッド館 ライズX
上映時間 93
公開日 2007年2月24日(土)公開
カテゴリ ドキュメント
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