「妖怪奇談」(2006)

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【DVD発売中】

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“女性の心の闇が自身を変化させ、妖怪になる“というテーマのもと、一見普通にみえる女性が、妖怪に変貌を遂げる様を描いた奇想天外な物語。うまく笑えないモデル、素直そうに見えるのに実は性根が歪んでいる女子高生、爪に異常に執着しているフリーター。彼女たちが妖怪になり、交じり合うとき、ありえない何かが起こる?!

あらすじ

うまく笑えないモデル、山根美智子(宮光真理子)は長身で美形ながら自分にまったく自信が持てずにいた。それに、ここ最近、首の痛みがひどい。病院に行っても原因不明。そんなある日、首の痛みのせいか、仕事のストレスか、撮影中にたくさんのストロボを浴びながら倒れてしまう。まるで世界に責め立てられるような錯覚を起こしながら意識を失った美智子は病院に運ばれていた。検査結果を見た医者はつぶやく。「あなたの首の骨、蛇みたいですね」。実は彼女には秘密があった。それは夜になると首が“ろくろ首”の様に伸びる体質になっていたのだった。同じ病室に入院中の高校生の佐伯まな(市川春樹)は、美智子の首が伸びるのを目撃してしまうが、部屋を離れようとはせず、美智子とまなはトモダチになった。一見、素直そうに見えるまなは、実は性根が歪んでいた。幼さゆえの残酷さを秘め、孤独を抱えてるまなだが、父親に対してだけにはかわいい娘でいようとする一面もあった。そんな彼女の顔の部品が“のっぺら坊”の様に徐々に無くなりはじめたのもその頃だった。一方、フリーターの岩崎みひろ(伴杏里)はネイルアートに夢中だった。フツーより少しかわいく、少し明るく。目立ちすぎないが、気にはされたい。うまく生きているつもりだった。そんなみひろが唯一つ執着している爪が、日を追うごとに加速して伸び始めた。切っても切っても伸び続ける爪は遂に凶器となり触れるもの皆傷つけてしまう。まともに取り合ってもらえない彼女は“かまいたち”のように人や物を切り裂いてしまう。警察にも追われ、行き場のないみひろは走り出す。美智子は病院を脱走し、車を盗みアクセルを踏んだ。一方、まなは、失った顔で泣きながら、雨の街を彷徨っていた。今、女たちは走り出した。行き先もなければ、逃げ場もないこの世界に。そんな三人が遂に交わる時、何かが起こる?! 運命のクロスロードは?  【キネマ旬報データベースより】
製作年 2006年
製作国 日本
配給 バイオタイド
ヘッド館 UPLINK X
上映時間 86
公開日 2007年1月13日(土)公開
カテゴリ ホラー
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