「あしたはきっと…」(2001)

78点78
「ときめきメモリアル」でデビューした吹石一恵が久々に映画に登場。時間のいたずらで同じ1日を3度過ごすことになる高校2年生の心情を、誠実でさわやかな映像の積み重ねで追う。

あらすじ

17歳、高校2年生の夏音は、代々葡萄園を営む家に両親と妹、祖母と住んでいる。だが、仲良しの祖母は入院中でこのところ意識がなく、心配する夏音は学校の帰りに見舞いに行く毎日だ。一方、夏音が所属する空手部は、大会に向けて厳しい練習が続いていた。選手としての夏音は、素質はいいものを持っているものの、今ひとつ練習に身が入らず好成績を残せない。そんな彼女が退部しないのは、秘かに心寄せる初恋の人がいるからだ。その相手は谷口先輩。7月21日、親友の香織らに励まされ、遂に谷口先輩に気持ちを告白することになった夏音。ところが、谷口先輩には既につきあっている人がいてフラれてしまったばかりか、その彼女というのが空手部の倉持先輩だったことを知りダブルショックを受けてしまう。「今日なんかなくなっちゃえばいいのに」葡萄畑で出会った見慣れない女の子の前で、夏音はそう呟いた。果たして、その言葉通り彼女は再び7月21日を送ることになる。だが、フラれると分かっていることまで繰り返すバカはいない。谷口先輩への告白を止めた夏音は、先輩の自転車の後ろに乗せて貰うことで淡い初恋を想い出にしようとした。しかしその夜、夏音が幼なじみの裕司と一緒にいるところを彼とつきあっている香織に見られて勘違いされたり、倉持先輩が骨折したりと事態は思わぬ展開へ。困った夏音は葡萄畑の女の子にもう一度21日をやり直せないか頼み、二度フラれるのを覚悟で本来の21日を繰り返した。それから暫く後、祖母が他界した。遺品の整理の手伝いをしていた夏音は、娘時代の祖母の写真を見つけて驚く。そこに写っていたのは、紛れもなく葡萄畑の女の子であった。部内試合の日がやって来た。対戦相手の倉持先輩には力及ばなかったものの、精一杯力を出し切った夏音の胸は爽快感でいっぱいだった。こうして彼女の17歳の夏は終わり、新学期、ちょっぴり成長した夏音の姿が道場にあった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2001年
製作国 日本
配給 大映=ワコー=イマジカ=オフィス ウェンディ=讀賣テレビ放送
上映時間 88
公開日 2001年5月19日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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