「紀子の食卓」(2005)

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71点71
園子温監督が女子高生集団自殺の謎を描いた『自殺サークル』の続編。地方の町に住む10代の姉妹が“廃墟ドットコム“というサイトの闇に囚われていく様を通して、家族の繋がりというテーマを探った2時間38分の大長編だ。

あらすじ

島原紀子(吹石一恵)は平凡な女子高生。妹・ユカ(吉高由里子)、新聞記者の父・徹三(光石研)、母・妙子の4人家族。紀子は田舎でくすぶっている自分や、家族との人間関係に苛立ちを感じていた。そんな中、“廃墟ドットコム”という全国の女の子が集まるサイトを見つけた紀子は、そこで「ミツコ」と名乗り、ハンドルネーム「上野駅54」や他の仲間たちと知り合う。彼女たちとなら何でも分かり合えると感じた紀子は、ある夜、家出して東京へ向かう。東京で紀子は「上野54」ことクミコ(つぐみ)と知り合い、彼女が経営する<家族サークル>とも言えるレンタル家族の一員となる。そこで紀子は「ミツコ」として<娘>の役割を演じながら、本物の<家族>との関係、本当の<自分>との関係を実感していく。2002年5月26日、新宿駅8番線プラットホームから女子高生54人が、ホームへと一斉に飛び込んだ。その謎を解く手がかりを、妹・ユカは“廃墟ドットコム”の中に発見する。女子高生54人が集団で自殺した次の日、54の赤い丸が増えていたことから、姉・紀子が54人の中にいるのではと想ったユカは、“廃墟ドットコム”の秘密をもって東京へ消える。ユカの失踪から2ヵ月後、母・妙子は自殺してしまう。徹三は、紀子とユカの消息を追ううちに、“廃墟ドットコム”のことを突き止めていた。紀子もユカも彼らの組織<家族サークル>の一員だと知った徹三は、友人に頼んでクミコを母親役、紀子とユカを娘役だとして指名し、クローゼットの中に隠れて彼らを見守る。彼らは、かつての幸せな家族団欒を取り戻すことができるのだろうか。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 アルゴ・ピクチャーズ=MOTHER ARK
ヘッド館 K'sシネマ
上映時間 158
公開日 2006年9月23日(土)公開
映倫 R15+
カテゴリ 人間ドラマ
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