「水の花」(2005)

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54点54
自分を捨てた母への複雑な思いを抱く中学生の少女。そんなヒロインの胸の内を、新人監督の木下雄介がじっくりと見すえたヒューマン・ドラマ。『青いうた…』の新進女優、寺島咲がセリフの少ない難役を見事にこなしている。

あらすじ

中学生の美奈子(寺島咲)の母親・詩織(黒沢あすか)は、美奈子が幼い頃、父親・圭介(田中哲司)とは別の男・隆司(津田寛治)との間に子供を作って家を出て行った。それからは父親との、ふたりの生活が続いている。美奈子は母親に対して、憎しみの感情を捨てきれない。ある日、美奈子は意を決したように、母親が住んでいるという団地へと向かう。そこで見たのは、母親と、義理の妹にあたる幼い優(小野ひまわり)が連れ添っている姿だった。しかし二度の離婚で、詩織自身も追い詰められていた。優も言いようのない寂しさと戦っていた。ある日、美奈子はひとり町を行く優の姿を捕らえ、話しかける。やがて夜になり、意を決したように美奈子は、優に海を見に行こうと誘う。ふたりは海のそばにある、いまは亡き美奈子の祖父母が住んでいた町を目指した。堤防の突端を目指し歩くふたり。海にさわろうと、手を伸ばす優。背後にしのびよる美奈子。しかしなにかを諦めたように踵を返す。一方、ふたりの家では彼女たちがいなくなったことで混乱していた。海から近いその家で、美奈子と優のささやかな、そして大人の勝手な生活や思惑から離れた、新しい生活が始まっていた……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 ぴあ=ユーロスペース=PFFパートナーズ
ヘッド館 ユーロスペース
上映時間 92
公開日 2006年8月5日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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