「夜はいじわる」(1961)

0点--

あらすじ

鰹節問屋“土佐久”ののれんは、代々女でもっているといわれても仕方がなかった。現在の社長梅二郎は婿養子で、会長である祖母のてつが実権を握っている。孫娘の桂子も美人だが祖母に似て勝気である。妹の節子は銀行員の小沢と恋愛中だが、姉より先に結婚するのはいけないとてつに言われて悩んでいる。そんなある日、土佐久にとって一大事が起きた。明日中に三百万円を振りこんでもらわないと銀行が取引きを停止するというのだ。梅二郎が、鰹節にとっては敵である科学調味料「味の一番」という新会社へ、土佐久の定期預金を担保に投資し、その会社の専務におさまっていたのである。梅二郎の初の反抗であった。その日以来、彼は社長を辞めて家をとびだしてしまった。早速、桂子が社長代理として店の陣頭指揮に立った。店は、てつのはからいで坂口商事の社長から融資をうけ、やっと軌道に乗った。しかし、この借金には条件がついていた。坂口社長の命を受け、大熊という社員が土佐久の営業にタッチするというのである。桂子は大熊とことごとに喧嘩する始末だった。番頭の芳一が、そんな二人をみてはらはらする。彼は ひそかに桂子を愛していたからだ。土佐久の営業成績は上昇した。やることなすこと大熊に一本とられる桂子は、次第に彼への愛情を深めていった。桂子と節子の合同結婚式が行われることになった。桂子が大熊に求婚して断られたのだ。というのは、芳一が桂子を愛しているのを知った大熊が身を退いたからなのである。その上、大熊は自ら大阪転勤を買って出て、土佐久出向社員をやめてしまった。が、花嫁姿の桂子の相手は芳一ではなかった。てつにすすめられていた坂口社長の甥だったのだ。芳一は桂子に大熊の後を追うようすすめた。桂子は式場から急拠東京駅へ向った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1961年
製作国 日本
配給 大映東京
上映時間 99
カテゴリ 人間ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する