「へんげ」(2011)

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【DVD発売中】

63点63
『大拳銃』で一躍注目の監督となった新鋭・大畑創監督の最新作。自分が自分でなくなる、そして最愛の人が見知らぬ存在に変化してしまったら……という恐怖に襲われる夫婦の姿を描く。独特の緊張感を感じさせる重低音サウンドや、まったく先が予想できないストーリー、そして、観客の予想を遥かに上回るという衝撃のクライマックスにも注目だ。

あらすじ

東京の閑静な住宅街に暮らす門田恵子(森田亜紀)は近頃、不安な日々を送っていた。その理由は、夫の吉明(相澤一成)を度々見舞う奇妙な発作だった。体を弓なりにしならせ、野獣のような咆哮をあげる夫の姿を見るたび、妻の恵子は例えようのない戦慄に襲われる。最新の催眠療法を試し、吉明の医大時代の後輩である坂下(信國輝彦)のカウンセリングを受けても、現代医学の力では“無数の蟲に意識を乗っ取られるような”吉明の病状は好転しない。そしてある晩、恐れていた事態がついに現実となる。吉明の身体が少しずつ“変化”し始めたのだ。肉体の変態に伴い、就寝中の吉明は人間離れした行動を取り、意味不明の言葉を叫ぶようになった。坂下の勧めで、恵子は夫を強制入院させるが、その頃から都内各地で謎の通り魔殺人が頻発するようになる。犠牲者はいずれも体を引き裂かれた無残な状態で発見されていた。やがて、吉明がふらりと自宅に戻ってくる。恵子は藁にもすがる思いで女性祈祷師を自宅に招くが、彼女はお祓いの最中に突然、吉明の態度に怯えて逃げ帰ってしまう。その理由を聞こうと祈祷師を追った吉明を探し、夜の町に出た恵子は、夫が通り魔事件の犯人だったことを知る。恵子の献身的な介護にも関わらず、吉明の奇病は加速度的に悪化。全身が人間とは思えない異様な姿に変わってしまう。吉明を屋敷に閉じ込めた恵子は、自らの肉体を使って夫の求める“餌”を運び込むが、その犯行はすぐに警察に知られ、刑事たちが訪ねて来る。窮地に陥った2人に残された道は、絶望的な逃避行のみ。だが、退路を断たれた吉明と恵子を待っていたのは、予想もできない衝撃的な“変化”だった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2011年
製作国 日本
配給 キングレコード
ヘッド館 シアターN渋谷
上映時間 54
公開日 2012年3月10日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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